ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アニメ感想:天穂のサクナヒメ

ゲーム原作のアニメ。 ゲームとしては戦闘パートが必要なんだろうけど、アニメとしてはなんか中途半端な印象であった。 神の世界だからか、人間の赤ん坊が年を取らないんだけど。その割にサクナヒメは心が成長しているらしい。 稲作に限らず、今の日本では農…

アニメ感想:ダンジョンの中のひと

漫画原作のアニメ。 俺の考えたダンジョンの仕組み+管理者最強という感じのほのぼのアニメ。 まあまあである。悪くはない。 Episode2 ダンジョンの仕事始め 千本木彩花 Amazon animestore.docomo.ne.jp ダンジョンの中のひと : 1 (webアクションコミックス…

アニメ感想:かつて魔法少女と悪は敵対していた。

漫画原作の15分枠アニメ。 魔法少女ベースのほのぼのラブコメ。妖精に相当する御使いさんはちょっとくろい。 気を抜いて見るには、内容的にも時間的にも丁度いい。 第1回 殺し愛(あ)わない 小野友樹 Amazon animestore.docomo.ne.jp かつて魔法少女と悪は敵…

創作:異世物語 14. 武蔵野の野焼き

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、現代日本からこの世界に転移してきたおたく男がいた。 他人の娘を盗んで武蔵野まで連れて逃げてきたが、娘を盗むのは泥棒なので、武蔵の国の警察に捕まった。が、逃げ出して野原の茂みの中に隠れていた。 などという根も葉…

読書感想:おもしろレオロジー

固体と液体の中間の性質というか両方の性質というか、そういうことについて書かれた本。 なんか、語り口が俺に合わなかった。 ちゃんと読んでなかったので、レオロジーとかチキソトロピーとかダイラタンシーとか馴染みのない用語で頭が混乱したのである。 で…

アニメ感想:烏は主を選ばない

小説原作のアニメ。 1期13話2期7話という変則構成であった。 1期はまんまと騙されたミステリだったが、2期は騙されまいと思って見ていたのに、特にミステリ構成という程でもなかった。 第20話 「黄金の烏」 田村睦心 Amazon animestore.docomo.ne.jp 烏は主…

アニメ感想:SHY

漫画原作のアニメの2期。アメコミヒーロー風世界。 このアニメ、ヒロインが恥ずかしがりという所はたいへん良いし、ギャグパートも面白いのだが、シリアスパートが俺に合わないんだよなぁ。しかも90%くらいがシリアス。 第13話 ヒーローズ・ハイ 下地紫野 Am…

創作:異世物語 13. ほどは雲ゐになりぬとも

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、現代日本からこの世界に転移してきたおたく男がいた。野蛮な東の国に行ったのだが、その途中で京の都にいる友だちに手紙を送った。 忘るなよほどは雲ゐになりぬとも空ゆく月のめぐり逢ふまで 私とあなたたちの距離は、空の…

アニメ感想:真夜中ぱんチ

オリジナルアニメ。 なんかよく分かんないけど、面白かった。 吸血鬼のYoutuberもの。というか、編集しているのは人間だけど、出演しているのが吸血鬼というもの。基本ギャグ調。 百合っぽい設定だけど、そんなに百合っぽくないという印象だった。それが悪い…

アニメ感想:NINJA KAMUI

オリジナルアニメ。 残酷非情な抜け忍の復讐譚……だったら良かったのに。 #12 津田健次郎 Amazon animestore.docomo.ne.jp NINJA KAMUI Blu-ray Disc Box(完全生産限定版) [Blu-ray] 津田健次郎 Amazon 1話で妻子を殺されて一人だけ生き残った元忍者が復讐を…

アニメ感想:菜なれ花なれ

女子高生がチアをやるアニメ。 ただし、チア部でチアリーディングの大会を目指す訳ではない。 大会を目指すと殺伐とするからね。それよりも応援こそがチアの本質だ、みんな応援するぜ。という印象もあるが、チア部のチアリーディング大会で失敗したことを引…

創作:異世物語 12. 田の面の雁

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、現代日本からこの世界に転移してきたおたく男がいて、武蔵の国まで、心にまだ迷いを残しながらやってきた。そこである女の家に行って共寝をしたのであった。女の父親は他の男と女を結婚させようと考えていたので、これはけ…

アニメ感想:小市民シリーズ

小説原作のアニメ。 恋愛関係にない男女の日常系ミステリかな。 日常系ミステリではありがちかも知れないが、謎が分かっても事件は解決しないというか。推理で納得して終りみたいな形か。なんというか、日常の謎であっても、探偵は誰かから依頼されて、依頼…

アニメ感想:魔導具師ダリヤはうつむかない

なろう系原作の異世界転移アニメ。 そりゃあ、うつむかないよなぁ。うつむく理由がないから。 まあ、親が死んだり、婚約者に婚約破棄されたりしているものの、婚約相手は別に好きな訳じゃなくて流されるままに親が決めた相手だったわけだし。それ以後は順風…

創作:異世物語 11. 浅間山の煙

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、現代日本からこの世界に転移してきたおたく男がいた。京の都に住むのはつらくなったので、東の方にやってきた。 信濃の国の浅間山に噴煙が上がっているのを見て、観光名所の案内ブログみたいに短歌を書いて一丁アクセス数…

ボウリング:筋肉痛

とにかく指が痛くならないということを第一に、そしてお金を節約するために投げ放題でたくさん投げる。もうスコアは割とどうでもいいや。 というわけで、土曜日に17ゲーム投げて今日は筋肉痛。左の尻が主に痛いが、背中側の右脇とかにも痛みが。年を取ると筋…

クレイジー・プラセットは短編SFの最高傑作

いま、図書館で借りた「クレイジー・ユーモア」というアンソロジーを読んでいるのだが、人生で何度めかの「クレイジー・プラセット」との出会いであった。 幻覚のように見ているものが変わり、鳥が地中を飛ぶというぶっ飛んだ設定だけでも素晴らしいが、そこ…

創作:異世物語 10. 寄せては返す波

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、現代日本からこの世界に転移してきたおたく男がいた。京の都にいることがつらくなったので、東の方にやってきた。伊勢と尾張の境目にある海辺を歩いていると、波がとても白く立っていた。 いとどしく過ぎゆく方の戀しきに…

アニメ感想:明日のナージャ

2003年のアニメ。 少女漫画っぽい話。wikipediaによるとプリキュアの前番組らしい。 主役のナージャの顔が変わる。なんか三つくらい顔があるような気がするが、ステージメイクとかあるのでその影響かも。作画崩壊ではない。一方、恋愛の相手役のフランシスと…

創作:異世物語 9. つなぎ

創作:異世物語 目次 - ネギ式 元ネタのないつなぎの部分である。 昔、現代日本からこの世界に転移してきたおたく男がいた。この世界で愛する女が出来たが、いろいろあって女は鬼に食べられてバッドエンドとなってしまった。 バッドエンドを見た後に、男は強…

読書感想:フィデリティ・ダヴの大仕事

図書館で借りた本。 女怪盗フィデリティ・ダヴの短編集。怪盗というか詐欺師の方が近いような気もするが、いろいろ盗んでいるので怪盗か。 フィデリティ・ダヴはとにかく美人らしい。そして天使のような微笑とか、聖女のような姿とか形容される。悪党から盗…

アニメ感想:現実主義勇者の王国再建記 から俺の共感性羞恥について

2021年のアニメ。 さて、エンタメ作品というものは多かれ少なかれ願望充足的な側面があるものだ。それがよいとか悪いとかではなく、問題は恥ずかしいと感じるかどうかである。ここでいう恥ずかしさとは、ネットでよく言われる共感性羞恥である。 俺ツエーは…

創作:異世物語 8. 芥河

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、現代日本からこの世界に転移してきたおたく男がいた。その男とは結婚出来ない運命にあると分かっている相手であったが、男は一年以上も女のもとに通い続けてた。 今は許されて見張りも解かれているけれど、いつまた見張り…

読書感想:アルキメデス『方法』の謎を解く

図書館で借りた本。2014年発行。 なかなか面白かった。 アルキメデスの「方法」の書かれた羊皮紙が発見されたり、失われたり、再発見されたりした物語と、そこに書かれている内容、そしてアルキメデスが時代的にどう優れていたのかということと、それでもそ…

私的な用語の違い:主観と客観と俯瞰、共通テスト複数回実施案を例に。

これは俺の私的な用語であって、他人が客観を「俺様の見方」という意味で使っても、俺は知らんし、俯瞰を「考える」程度の意味で使っても、俺は関知しない。 そこそこ多くの人が大学受験を経験しているし、そうでなくても受験生に同情的なので、ここでは、ひ…

創作:異世物語 7. 人知れぬ通ひ路

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、この世界に現代日本から転移してきたおたく男がいた。男には恋する相手の女が居たが、女は手の届かないところに行ってしまった。男はダメ元で「リセット、やり直し」と叫んだのであった。 そしたら、恋する女が居なくなる…

アニメ感想:異世界スーサイド・スクワッド

出だしは良かったけど、尻すぼみというか、期待したほどではなかった。 なんと言っても、ミッションを達成していない。そもそもミッションの目的が明白でなく、期限もあいまいというのが問題である。 首に爆弾を着けていても、いくらでも期限が延ばせる(よ…

創作:異世物語 6. 月やあらぬ

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、現代日本からこの異世界に転移してきたおたくの男がいた。男はちょっと身分が高いがそこそこ平凡な娘に恋をした。はずだったが、娘はみるみるうちに美しくなった。 そのために、娘の親であり、また男が世話になっている相…

雑記:ニュートンのリンゴとハイゼンベルクの顕微鏡はスタートではなくゴールではないか。

物理学者でもない個人の感想ですよ。 先日読んだ「量子論の発展史」でハイゼンベルクの不確定性原理が結構後ろの方で出てくるということ。それより前に出てくる行列力学で交換子積が出ているということ。そもそも「量子論の発展史」でもハイゼンベルクの顕微…

創作:異世物語 5. 懸想

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、現代日本からこの世界に転移してきたおたくの男がいた。 懸想する、つまり想いを懸ける、恋する相手の女がいた。それはこの世界に来て世話になっている有力貴族の娘であった。真珠を天皇に献上する件や、貴族の地位を用意…