ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

読書感想:ブラインドサイト(上)

図書館で借りた本。 上巻だけで感想を書くのはよくない気がするが、あまり面白くない気がして、返却期限もあるし、取り合えず書いておくかと。 ファーストコンタクトものSFなんだけど、なかなか話がすすまず、これは「ソラリスの海」みたいな話じゃないかと…

漫画感想:王妃マルゴ 5--8巻

図書館で借りた本。一冊一冊は意外なほど薄いが、内容は濃い。 歴史的にはサンバンテルミの虐殺からナントの勅令まで。 ナヴァル王も浮気な男だが、マルゴも負けてはいない。主に宗教戦争の話だが、ヨーロッパの王族の婚姻関係は複雑で王位継承の戦争も起こ…

生活:俺の乾燥(肌)対策

年を取ると肌が乾燥して痒くなるのだ。もちろん、部屋の湿度も重要。 バスタオルをお湯で濡らして吊るす (部分的に)部屋干し ビオレUうるおいミルク 象印の加湿器 タオルを吊るすってのをよく見るけど、大は小を兼ねる。濡らしたバスタオルを吊るしている…

創作:異世物語 29. 我ばかりもの思ふ人は

創作:異世物語 目次 - ネギ式 女の所に一夜だけ行って、その後行かなくなった男がいたらしい。悲しんでいた女が手を洗うところでたらいの覆いをよけたところ、水面に自分の悲しむ顔が映っていたので歌を詠んだ。 我ばかりもの思ふ人は又もあらじと思へば水…

アニメ感想:5周目くらいの「咲」の感想、4人対戦

今期アニメの「凍牌」を見ていたら、「咲」を見たくなったので1期だけ再視聴した。 今更気付いたんだけど、麻雀漫画やアニメって大抵は2人で戦っているのだなぁと。他のゲームと比べた麻雀の最大の特徴は4人ゼロサムゲームという点であり、4人で戦ってこそ麻…

漫画感想:王妃マルゴ 1--4巻

貧すりゃ鈍すってことで、積極的に図書館で漫画を借りることにしたのである。 先日読んだ「杖と翼」が「ヴァンデーの虐殺」を扱っていたのに対してこっちは「サン・バルテルミの虐殺」を扱っている。フランスの歴史は虐殺の歴史か(他の国も同様なことはある…

創作:異世物語 28. 思ほえず袖にみなとの

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、おたく男が平安時代風異世界に転移し、京都に住んでいた。京都の五条のあたりに住んでいる女を妻にしようと思ったが、ふられてしまった。 なんか最近うまくいかない。東下りした時はモテモテだったのに。思わず友人宛の手…

読書感想:聖女の毒杯

図書館で借りた本。「その可能性はすでに考えた」シリーズ。 今回は、探偵の元助手の少年探偵(前回も登場した)が登場して謎を解く。真の探偵はあとから登場する。少年探偵に対してはコナンかというようなツッコミがあるが、まあ、これだけ名探偵コナンが知…

読書感想:その可能性はすでに考えた

図書館で借りた本。 探偵による不可能性の証明。あらゆる可能性を考えて、それを否定したと探偵は言うが、もちろん有限の本なので、可能性は三つしか検討されていない。 これは普通のミステリと逆で、探偵と対立する相手が不可能犯罪トリックを考えて、それ…

読書感想:たいこもち(幇間)の生活

図書館で借りた本。昭和57年発行。 資料性が高い本であるが、たいこもちに関することがあまりまとまりなく書かれている。ページ数が多いのは、たいこもち列伝の部分と、たいこもち親子二代の部分かな。 www.yuzankaku.co.jp感想もまとまりがないが、俺の意外…

歯医者終った。

長かった。1年半くらいかかった。途中で2回も口腔外科手術したし。まだ、定期検診という名の、歯科衛生士のお姉さんに怒られるだけのお仕事があるけど。 予約して予定があるのがなんというかプレッシャーになるので、ボウリングのプロレッスンと歯医者の二つ…

創作:異世物語 27. 見るめなきわが身をうらと

創作:異世物語 目次 - ネギ式 昔、現代日本から平安時代風の異世界に転移したおたく男がいた。事例研究ばかりしていても面白くないので、ちょっと女性と交際してみようと思った。 何度か手紙を送ったが、女は会って(共寝する)とも会わないとも言わないで…

創作:異世物語 26. 梓弓

創作:異世物語 目次 - ネギ式 おたく男の事例研究は続く。成功事例だけでなく失敗事例も研究しなければならないのだ。 昔、片田舎に住んでいる男がいた。男は上京して宮仕えすると言って女を残して田舎を出て行ったのである。なかなか宮仕え出来なかったの…

ボウリング:プロレッスン5回目終了

プロレッスンが、5回まとめてチケットを買うとお得な仕組みになっているので5回チケットを買ってレッスンを受けていたのだが、今日5回目のレッスンが終った。 フォームはよくなっているような気がするが、スコアはよくなっていない。ボールが曲がるようにな…

読書感想:毒へびのやさしいサイエンス

今週はお腹の調子がもうひとつだったので、お腹の刺激となるコーヒーを飲まないで過ごしたら、いろいろなことが進まなかった。 さて、この本は図書館で借りたもの。 まあだいたいタイトルの通り。毒蛇に関する様々なトピック。へび毒の作用機序とかも書いて…

読書感想:「役に立たない」研究の未来

図書館で借りた本。 科学研究にお金が足りないという話。この本では、自民党政府が科学研究費を減額するということがほぼ前提となっている。総額が減額される一方で、選択と集中で特定の研究に資金を集中するので、選択されなかった研究は総額の減額以上の減…

読書感想:駄句だくさん

図書館で借りた本。 山藤章二を中心とした駄句駄句会の俳句。 すばらしい。見開きで一句、右側に山藤章二の毛筆で句が描かれ、左側でその論評というか無駄話というか。 駄句だくさん 講談社 Amazon 立川流の関係者が多いようだ。 夜深し 網戸の向こうに 談志…

読書感想:皇帝と拳銃と

図書館で借りた倒叙ミステリー短編集。 「迷宮課事件簿」「探偵が早すぎる」と読んで、なんか俺の思ってた倒叙ミステリーと違うという感じだったが、これはコロンボの衣鉢を継ぐと紹介文にあったので、いけるかと思って借りたのである。 コロンボの衣鉢を継…

創作:異世物語 25. 筒井筒

創作:異世物語 目次 - ネギ式 おたく男は事例研究などと言ったが、すぐに嗜好をあらわにして「幼なじみ萌〜」と口にして、趣味的に事例収集するのであった。現代日本から転移してきたおたく男には、もちろん、この世界に幼なじみはいないのである。 井戸の…

読書感想:ハウス・オブ・ヤマナカ

図書館で借りた本。 サブタイトルは「東洋の至宝を欧米に売った美術商」なのだが、これは釣り。そしてその釣りにまんまと引っかかって手に取った俺であった。 しかし実に面白かった。 ハウス・オブ・ヤマナカ―東洋の至宝を欧米に売った美術商― 作者:朽木 ゆ…