ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:スペシャル・ブレンド・ミステリー謎002

宮部みゆき編のミステリー傑作選。1971,1981,1991年傑作選からの選択。綾辻行人編が本格だったのに対して、宮部みゆきは社会派というか怪談風というか。

やはり都筑道夫はうまい。そして森村誠一森村誠一だった。というか1971年の企業研修の問題がいまでもそっくりそのままブラック研修として通用する日本の歴史とは……。

原尞の「歩道橋の男」の出だしには驚いた。ミステリーで出だしに驚くとは思わなかったよ。そしてその出だしに相応しいすごい探偵だ。ただし、このタイトルはもうひとつ。

それにしても、宮部みゆきにはがっかりだよ。若者の凶悪犯罪が増加しているなんていう認識を持っているように見えるのは、やはり凶悪犯罪をネタに生計を立てている作家だからだろうか。

 

 

アニメ感想:DARKER THAN BLACK

3週目か4週目。何度見ても面白い。特にサスペンス風の前半が面白い。なんというか、個々のエピソードに比べて、全体の話にやや難があると思うのである。アンバーの計画にしても、「組織」にしてもよく考えるとあまりよく出来ているとは言えないような。

一方、なんといっても黒(ヘイ)のキャラは魅力的である。私が好きなのは李舜生のときの間の抜けた演技である。いやあ、演技でこれだけ天然っぽい間抜けが出来るとすれば、すごい演技力だ。そこからのギャップとしてのカッコいい黒もいいが、いや、黒がいなくても間抜けな李舜生だけでもいいという気もする。

まあ、好きなのは1期で2期はそうでもないんだよね。それは前半のエピソードが好きだというのと同じことでもある。一方、蛇足とも言える26話は結構好きなのである。どういう意図で26話を作ったのか分からんけれど。ちょっと邪推すると、組織の意図やアンバーの計画が当初はもっと複雑で26話まで引っ張るつもりだったが、複雑過ぎて分かりにくいか矛盾が見つかって25話でまとめることになったとか、ありそうな気がする。

新婚旅行のOVAはまあ、新婚旅行だからいいけど。ミステリアスな銀(イン)の魅力はむしろOVAで減ってしまった気はする。

1期の中でもアンバーは俺の嫌いな「味方殺し」タイプなんだよなぁ。リーダーならもっと仲間の命を大切にして欲しいものだ。

 

 

 

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アニメ感想:装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端

dアニメストアで配信されたのですなんとなく見た。ボトムズというアニメは、TV放映時に見ていたのではあるが、好きか嫌いかと言うとなんとも難しいのである。キリコのキャラは好きで、アーマードトルーパーの設定も好き。けれどパーフェクトソルジャーであるフィアナはどうも好きになれない。敵としては魅力あるけど、どうもヒロインとして見られない。

心理が全然わからないというのもあるが、見た目も冷たい感じで好きになれないのである。それが俺にとってのボトムズの問題点だな。

 

装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端 1 [DVD]

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第2話 アレギウム

第2話 アレギウム

 

 

読書感想:スペシャル・ブレンド・ミステリー謎009

綾辻行人選、日本推理作家協会編の短編集。1978,1988,1998年の傑作選から綾辻行人が選ぶ8編という意図がよく分からない。やはり短編集は好きな作家のものを読むか、それともある年の傑作選を読むか、そうでないにしても倒叙とかのテーマ別を読むかという読み方をした方がいいのではないかと、これを読んで思ったのである。

とは言え、年間傑作選から選んでいるので、質が悪いというものはない。好みに合わないというのはあるにしても。

この中では「ドアドア」は倒叙ではあるが本格で良かった。「過去が届く午後」もサスペンスとしてよい。

 

 

アニメ感想:映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!

ネット配信で見た。

dアニメストアにはプリキュアの新作がないのですよ。ながら見したので、あまり印象がないのだが、咲と舞の仲違いがなかなかいい感じにリアルに描かれている。仲違いしているけど、そのことを認めていないような気まずい関係。

ゲスト声優というを俺は好きでないので、そこも点が辛くなるが、まあちょっとしか出ないのでそこを過ぎれば問題なし。

 

 

アニメ感想:機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-

ネット配信で見た。

おかしいなぁ。劇場公開時に映画館で見たと思っていたのだが、内容を覚えていなかった。実はこれが初めての視聴なのか、それとも内容をすっかり忘れていたのか。まあ、どちらでもいいけど。

劇場版の時間の都合から、おふざけが少ない。やはり、ナデシコはTV版がいい。とはいえ、結構パロディとかも入っていて、シリアスばっかりという訳でもない。そうは言っても、燃えるはずのクルー再集結も、TV版のナデシコ奪還には及ばないわけで。

まあ、続編が絶望的なので、ファンはTV版かこれを繰り返し見るしかないのだ。

 

 

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アニメ感想:楽園追放-Expelled from Paradise-

2014年公開のフル3Dアニメ映画。

サンドワームは音に引き寄せられるのだ(デューンより)。地上に住む人のしたたかさ。地上に人類は少ないが、街に集まって住んでいるので、街の中の人口は多い。その代り、街までの距離が遠い。まあ、ストーリーは虚淵にしてはそんなに驚くほどでもないとも言えるが、SF設定をきちんと押さえてこのテーマを描くとなるとこんな感じであろう。

ヒロインの見た目が若い理由付けなど納得感あり。

アニメの魅力

この映画に限らず、アニメの魅力はキャラクターの表情にあると思った。表情がコロコロ変わるというのはある種の定型句だが、キャラの魅力を語る言葉としてふさわしい。そして、そのためのフル3Dだと言われれば、フル3Dバンザイと言わねばなるまい。特に最後の方の戦闘シーン中のアンジェラの表情は素晴らしい。少し過剰な気もするが、フル3Dでの表情の可能性を示した点は素晴らしい。(本当に3Dモデルであの表情を出しているのか?)

昔の3Dが良くなかったのは、やはり表情の乏しさだと思う。そして、今の描き込みの多い手書きアニメに俺が感じる違和感も表情の乏しさにあると気づいたのだ。瞳の描き込みが細かいと視線を逸らすという芝居すらままならないのだろう。

乳を揺らすな、心を揺らせ!

今思いついたキャッチコピー。まあ、あまり過剰な心の叫びは鬱陶しいけどね。日常の動きで乳が揺れる程度の、軽い心の動きをキャラの表情で表して欲しいものである。頬を染めるというのは、いまでも(多すぎるくらい)行われているけれど。表情バンクみたいなのでもいいんだけど。