ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

ネタバレ

アニメ感想:機動戦艦ナデシコ

生涯で一番重要なアニメではないかも知れないが、当時の俺には重要だったし、今でもそれなりに重要なアニメである。 放送時はビデオに録画していたが、それは放送時間に見られないからでテープはすぐに使い回ししていたので、当時は1度、その後もDVDを買った…

アニメ感想:はたらく魔王さま!!2nd Season

今期のアニメではなくて、2023年の夏アニメ。当時独占配信だったか何かでdアニメストアでは配信されなかった気がする。 !!の2期なので、実質的には3期。 俺の好きなアニメシリーズのひとつ。 魔王と勇者と子供と千穂ちゃんとかの日常的なところから始まっ…

アニメ感想:烏は主を選ばない 1クール

騙された。 小説原作のアニメ。まだ終ってないけど、1クールで一区切り。 騙された、騙された。 八咫烏が人間に変身して貴族社会を作っている世界。朝廷らしいところは平安時代かと思うが、文明的には少なくとも江戸時代くらいにはなっている気がする。 そこ…

読書感想:キャス王の陰謀

図書館で借りた本。ジャック・ヴァンスの冒険の惑星シリーズの2巻。 表紙はスペオペらしい半裸の美女。 さて、古いSFだし、ネタバレしてもよいだろう。 なんと、この美女が半裸でいるシーンは本文中にない。上半身裸で腕になにか布を身につけている男性ダン…

うろ覚えと思い出補正と独自解釈で語るファンタジーの傑作「イルスの竪琴」

今週のお題「名作」 あれ、先週のお題だったんじゃないかという気もするが、これは予約投稿なので、こんな事態も起こるのだ。 パトリシア・A・マキリップの「イルスの竪琴」は傑作ファンタジーである。しかし、俺がこれを読んだのは前世紀。時間の経過と脳の…

読書感想:偵察艇不時着!

図書館で借りたジャック・ヴァンスの「冒険の惑星」シリーズの1巻め。1968年発行。 最近の本と違って、字が詰まっていてなんか読みにくいなあと思っていたが、半分くらい読むと慣れたのと背景とかが分かって来て俄然面白くなった。 まあ、スペースオペラであ…

雑記:俺の好きなフィクションに登場する俺の好きな乗り物

好きな乗り物を語るぜ。戦闘ロボットは原則としては除外する。人気あるものでも見てないものは見てないので俺のリストには挙がらない。書き始めたら楽しくて仕方がなかった。 ランキングにした方がウケがいいのは分かるが、順位をつけられない病気のようなも…

読書感想:堕天使拷問刑

図書館で借りた本。 ミステリだというのはネタバレになるのかならないのか。 ミステリだとすると悪魔関係の描写はミスディレクションなのか。などと考えながら読み始めたけど、そんなに暗い話じゃなくて、もしかして青春小説?とかも思ったりした。 飛鳥部勝…

2024年春アニメ1話感想:忘却バッテリー

漫画原作のアニメらしい。 1話を見た印象は、なろう系とかでよくある俺ツエーものを野球でやる話。いや野球漫画でそういうの多いけど、ピッチャーが凄い場合は、その球を受けられるキャッチャーがいないというのが定番の始まり方。 このアニメではそのキャッ…

アニメ感想:佐々木とピーちゃん

カクヨムなろう系原作のアニメ。 今期ベストレベルのアニメ。 異世界からこちらに転生したきた賢者は、ペットショップで文鳥として売られていた。その文鳥(ピーちゃんと命名)を買った佐々木は賢者の力で異世界とこの世界を往復するようになり、また賢者か…

読書感想:証拠が問題

先日読んだ有栖川有栖の本の中から、この本を図書館で借りたのであった。 原題は「Additional Evidence」。裏表紙の紹介文で「意外な真相」って書いてあるのが最大のネタバレではないだろうか。 殺人事件で一番意外な真相は事故死だが、それをやると読者が怒…

アニメ感想:忍ばない!クリプトニンジャ咲耶

これが今期(前期から)で意外にも面白かったショートアニメ作品。 重要なのは、どんなにシリアスに流されようともギャグを忘れない心。 最初はギャグで始まって、それからシリアス展開かと思いきや、やはりギャグを続けていて、でもストーリーとしてはシリ…

アニメ感想:葬送のフリーレン

だいたい俺はへそ曲がりなところがあって、世間で評判のものには反感を持ったりする傾向がある。 ベストセラーとか聞くと却って読みたくないと思うタイプなのである。ところでこの世のベストセラーとなるのは文芸書よりもビジネス書のようだ。つまり、人類は…

アニメ感想:即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

面白かったよ。 見る人を選ぶと思うが、まさに俺こそは選ばれた者。 修学旅行バスがトンネルを抜けると異世界だった。みたいな、クラス全員転生(転移)だが、主役の高遠夜霧は転移前からの即死能力者。一言で相手を殺すだけでなく、敵意に自動反応して相手…

読書感想:犯罪の中のレディたち(下)

前に図書館で借りた本の下巻。 露骨なネタバレはないつもりだが、露骨ではないのはあるかも。 犯罪の中のレディたち〈下〉―女性の名探偵と大犯罪者 (1979年) (創元推理文庫) Amazon マッケンジー事件:単発の短編だが主役のグウェン・リースは作中ですでに有…

アニメ感想:妹さえいればいい。

今期のアニメではなく、2017年のアニメ。(なのでネタバレありで) なんか最近ネットでちらっとタイトルを目にした時にちょうどdアニメストアの見放題になったので、見てみた。最後まで見たらかなり良かった。 実は2017の放送時にも配信で最初の2話か3話くら…

読書感想:ジーヴスと恋の季節

図書館で借りた本。 これ、ジーヴスシリーズの最高傑作かも知れない。 ジーヴスと恋の季節 (ウッドハウス・コレクション) 作者:P.G.ウッドハウス 国書刊行会 Amazon 4組の男女の恋の障害をバーティとジーヴスが解決する。その上、バーティとガッシーが入れ替…

エンタメ考察:エンタメのストーリーって何だろう

直接的には「フリーレンのストーリーが分からない」という話を見てからなんとなく考えていたことを今頃になってだらだらと書いてみた。特に結論はない。 なお、私は以下の作品は主にアニメしか見ていない。 葬送のフリーレン(1) (少年サンデーコミックス)…

アニメ感想:鴨乃橋ロンの禁断推理

漫画原作のアニメ。 ギアスで犯罪者を自殺させる探偵鴨乃橋ロンの話。 と思うのだが、なぜか犯人を追い詰める癖というように矮小化されている。単なる癖じゃないと思うんだけどなぁ。まあ犯人を追い詰める部分は、都々丸が義務的というか形式的というか、簡…

2023年秋アニメ1話感想:鴨乃橋ロンの禁断推理

漫画原作のアニメらしい。 金持ちが水のないところで溺死体で発見されるという事件が連続して起こった。警察はお手上げ。引退した探偵が名推理で犯人を探し当てる。 溺死でも塩素から水道水だということが分かるというのは、ミステリを読んでいる人ならもは…

アニメ感想:Lv1魔王とワンルーム勇者

漫画原作のアニメ。 魔王討伐10年後の世界。勇者が落ちぶれている。そして魔王が復活したが復活直後なのでLv1しかない。男だったはずの魔王はLv1の幼女になっていた。幼女魔王が元勇者のアパートに押しかけて同居する話。基本はエロっぽいギャグ。そして、魔…

アニメ感想:おかしな転生

天才パティシエが転生したグルメ物と思わせておいて、実際は謀略というか策謀というか軍師というか、そっち系の物。またはショタとロリが婚約する話。またはコピー能力無双の話。 極稀に思い出したようにお菓子を作るが、天才パティシエというよりも現代知識…

漫画感想:もういっぽん!13-15巻

13巻の表紙は未知。 インターハイ埼玉県団体戦予選の青葉西が1回戦突破が前巻で、13巻は他のライバル校の1回戦の様子から。みなさん順調。 そして青西の2回戦の相手は強豪東体大栄。早苗を下げてエースの永遠を投入。永遠はクイーンで、未知と南雲はジョーカ…

漫画感想:もういっぽん!9-12巻

9巻表紙は未知と早苗で新人戦の続き。神童南雲の奇跡で先鋒は勝ったもののエースを温存したために苦しい戦いになる中、早苗が巧みな戦術で引き分けに。これ、以前の戦いでは未知が時間切れ優勢勝ちを避けて一本を取りに行き負けたのが、未知らしくて良かった…

アニメ考察:ポストアポカリプスは盗み放題

ゾン100 6話のネタバレあり。古いアニメについてもネタバレあり。 「ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~」の6話のことですね。それまでは主に生きるために必要な食料とか、逃げるために必要なバイクとか、ゾンビと戦うために必要なシャークスーツ…

読書感想:蒼海館の殺人

葛城輝義シリーズかな。紅蓮館の続き。探偵がなかなか捜査してくれない。 嘘が分かるというのは探偵の能力だがあまりストーリーには関係ない。 今回はあやつり殺人か、犯人を蜘蛛と呼んだりするので「絡新婦の理」っぽい感じかも知れない。 なんだかあまり、…

読書感想:ザリガニの鳴くところ

図書館で借りた本。 ヘッポコ保安官のトンチキ捜査と、少女の成長と湿原の自然の話。実のところ、ミステリー部分は売るために取ってつけたようなものだろうと思いながら読んだ。 重大なネタバレ:レイプシーンはあるが未遂に終る。殴るなどの暴行はある。 保…

漫画感想:百年の祭り

ネタバレあり。 ブック放題でたかもちげんの漫画「百年の祭り」を読んだ。 百年の祭り 1巻 作者:たかもちげん 電書バト Amazon 連載期間は1991年から1994年。 これは日本の政治が動いた時代なので、漫画としては売れる要素があるとも言えるし、現実に左右さ…

読書感想:ベスト本格ミステリ2012

図書館で借りた本。 「オンブタイ」 いやな奴がひどい目に合う話。だが、爽快感はない。 「白きを見れば」 真犯人ならぬ真探偵の登場する話。犯人も探偵も真探偵もあまり賢い感じではない。特にボタンを盗んだのは愚行。 「払ってください」 助産師探偵。こ…

漫画感想:カワリ大いに笑う

ブック放題で読んだ漫画。 牛次郎原作、桑田次郎作画の1971年の漫画。ネタバレあり感想。 日米ソのスパイ組織が、日本人の発明した地下核実験を発見する装置を巡って争う話。この話の中では、この装置ニューブラックボックスがないと地下核実験は分からない…