ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

ネタバレ

漫画感想:百年の祭り

ネタバレあり。 ブック放題でたかもちげんの漫画「百年の祭り」を読んだ。 百年の祭り 1巻 作者:たかもちげん 電書バト Amazon 連載期間は1991年から1994年。 これは日本の政治が動いた時代なので、漫画としては売れる要素があるとも言えるし、現実に左右さ…

読書感想:ベスト本格ミステリ2012

図書館で借りた本。 「オンブタイ」 いやな奴がひどい目に合う話。だが、爽快感はない。 「白きを見れば」 真犯人ならぬ真探偵の登場する話。犯人も探偵も真探偵もあまり賢い感じではない。特にボタンを盗んだのは愚行。 「払ってください」 助産師探偵。こ…

漫画感想:カワリ大いに笑う

ブック放題で読んだ漫画。 牛次郎原作、桑田次郎作画の1971年の漫画。ネタバレあり感想。 日米ソのスパイ組織が、日本人の発明した地下核実験を発見する装置を巡って争う話。この話の中では、この装置ニューブラックボックスがないと地下核実験は分からない…

アニメ感想:ヤマノススメ Next Summit

始まり方が総集編(+ちょっとだけ新シーン)の連続だったので、ながら見していたら、総集編が終ってからもそのままながら見の対象になってしまった。 あおいとひなたの関係性も、その微妙な気まずさは前にもやったじゃないかという気がなんとなくしたし、あ…

漫画感想:おれが大将

ブック放題で読んだ、大島やすいちの番長漫画。すごく古い印象だったが、1978--1980の連載で「おやこ刑事」と連載時期がかぶる。 始まりはなんか「ハリスの旋風」みたいな印象だったが、だんだん「男一匹ガキ大将」みたいな展開に。 主人公の早稲田明治(ひ…

アニメ感想:THE ビッグオー

3周めくらい。 70年代風のロボットと、やはり古い時代のアメリカっぽい街とか雰囲気がよいアニメ。ヒロインのドロシーのロボットっぽさがいい。記憶を失った街という謎の設定も雰囲気としてよい。 なのだが、それは前半の12話で、2nd season という2期目に…

読書感想:五匹の子豚

ポアロもの。 既に裁判も終わっている過去の犯罪についてポアロが捜査する。 うーん、そんなによいとは思わなかった。まあ、妻と愛人の関係という舞台設定が俺の好みではないというのもある。証人の記憶のあいまいさが叙述トリック的な役割を果たしている。 …

読書感想:人形はなぜ殺される(ネタバレ)

先日読んだ「謎解き名作ミステリ講座」でネタバレありの部分を読んでいたが、面白そうなので図書館で借りた本。圧倒的な忘却力でネタを忘れていたので、問題なく読めた。が、その本でこの作品をどう評価していたのかも忘れたし、図書館に返してしまったので…

読書感想:最初の接触

伊藤典夫翻訳SF傑作選の第二弾。宇宙編。 うーん、こっちの方が俺には厳しいなぁ。そもそも宇宙人にほ乳類とかいう分類が当てはまるだろうか、などと考えてしまうのである。ネタバレ感想。 伊藤典夫翻訳SF傑作選 最初の接触 (ハヤカワ文庫SF) 作者:マレイ…

読書感想:ボロゴーヴはミムジィ

「いやあ、実に久々にSF小説を読んだぜ」という気がした短編集。1940年とか比較的古い海外SF短編。伊藤典夫が翻訳したものの中から更に高橋良平が選んで編集したもの。 伊藤典夫翻訳SF傑作選 ボロゴーヴはミムジイ (ハヤカワ文庫SF) 作者:ルイス・パジェッ…

アニメ感想:どろろ(2019)

3月くらいにdアニメストアの見放題に入ってからちょっとずつ見ていたのだがようやく見終わった。 原作にしてからが、なかなか難しい漫画なのである。 実は、原作はちゃんと読んでいなくてたぶん床屋とかで話の順序もバラバラに読んだもの。昔のアニメも全部…

読書感想:プラチナデータ

東野圭吾の小説。ネタバレ感想。 プラチナデータ (幻冬舎文庫) 作者:東野圭吾 幻冬舎 Amazon ここで言うプラチナデータは、いわゆる貴重なデータという意味ではなく、この小説内で特殊な意味をもつ言葉である。 この小説はアニメファンの俺からすると、PSYCH…

読書感想:死者の短剣1 惑わし

ビジョルドのおっさんミーツガールいちゃらぶダークファンタジー。見た目は12歳、自称20歳、実際は18歳の合法ロリ少女と55歳の片腕のおっさんのいちゃらぶファンタジー。 片腕のおっさんの義手は換装可能で、見た目が普通の手のものから戦闘用までいくつかの…

読書感想:楽園とは探偵の不在なり

元ネタの「地獄とは神の不在なり」が好きなのと、人気だというので読んでみた。元ネタにははるか遠く及ばないけれど、それは俺の元ネタ評価が異常に高いからで作者の責任ではない。 こういうの新本格と呼ぶのか変格と呼ぶのか知らんけど、非現実的な設定を入…

アニメ感想:闘神機ジーズフレーム

中華アニメだと思っていたけど、日中合作に近いのか。いい加減に見ていたので、何がなんだか分からなかった。 とりあえず、俺が理解したのは、異次元からエネルギーを持ってくる技術が開発されて、ほぼ無限のエネルギーで人類が大発展、その一方でネルガルと…

読書感想:生徒会探偵キリカ1

アニメ見るのが忙しすぎてラノベ読んでる暇もない。 生徒会ハーレムもの。絶大な権力を握る生徒会の会長、副会長、会計は全員美少女、そこになんの取り柄もない男子生徒(語り手)が入ってハーレムするという話である。 S系というか支配者系のバイセクシャ…

読書感想:エノーラ・ホームズの事件簿〜ふたつの顔を持つ令嬢〜

これは素晴らしい。絶賛するぞ。ネタバレしっつ。1巻はエノーラの家出が主な事件で、舞台もロンドンは半分くらいしか出てこなかったが、今回はロンドンが舞台で、当時発表されていた「ジキルとハイド」も絡んで大変おもしろい設定になっている。ジキルとハ…

読書感想:エノーラ・ホームズの事件簿〜消えた公爵家の子息〜

ネタバレありナンシー・スプリンガーの児童文学ミステリー。シャーロック・ホームズの年の離れた妹が活躍する話。イラストはラノベ風。まあ、いまどき、妹ぐらいでは驚きませんよ。これ、児童文学だけあって、ちゃんとした話である。シャーロック・ホームズ…

読書感想:天界の眼

副題は「切れ者キューゲルの冒険」 オムニバス長編というのだろうか、一応それなりに完結している短編が話としては続いている形式の長編。ネタバレありの感想です。 切れ者キューゲルは「Cugel the Clever」cleverは小賢しいという意味を含むという辞書の説…

アニメ感想:神様になった日

前半は面白いんだけど、後半はひどい。まあ、前半でも麻雀とかはそんなに面白くなかったけどね。 最後の3話の主人公=視点キャラの行動はどう見ても異常者の行動で、それをなぜか大人が認めてしまうことも異常である。 これ、基本的に主人公がボクという一人…

アニメ感想:ふらいんぐうぃっち

今頃、最後まで見たのである。いや、実は放送時に配信で1話を見たのだが、なんと1話の途中で切ったのであった。dアニメストアでまた配信されたので1話を見てみたら、これは主役木幡真琴の天然ボケを楽しむアニメかと思ってその後の話も見たのであった。 …

アニメ感想:フラクタル-FRACTAL-

最後まで見たけど、後味の悪いアニメ。 マンデルブロ集合はフラクタルの代表みたいに扱われるけど、気持ち悪い。これを気持ち悪いと思う人は結構いると思う。しかし、フラクタル図形のすべてが気持ち悪いわけではない。シェルピンスキーのギャスケットとか気…

映画感想:チャップリンの「メーベルの結婚生活」と「笑ひのガス」

踏み台昇降しながらチャップリン全集を消化するシリーズ。 ここあたりから、チャップリンの監督・脚本・主演になる。 「メーベルの結婚生活」はチャップリンとメーベルが夫婦。メーベルにちょっかいを出す男。チャップリンは男の尻を蹴飛ばしたりするけど、…

映画感想:ノックアウト

踏み台昇降をしながらチャップリン全集を消化するシリーズ。 このノックアウトはチャップリン全集に入っているけれども、チャップリンは主役ではない。ゲスト参加みたいな形である。 ストーリーは、よくわからないのだが、地元でつよいデブのボクサー(ちゃ…

映画感想:ちゃっぷりんの「つらあて」と「衝突」

踏み台昇降をしながら昔買ったチャップリン全集を消化するシリーズ。本日は二本消化。 つらあて:映画の前にある解説をちゃんと読んでいなかったので、始まってからチャップリン出てないじゃんと思ったのだが、この作品は珍しい女装チャップリンものであった…

アニメ感想:ウィッチクラフトワークス

実はこのアニメは放送時に配信で見ていて、途中で切った作品なのである。それを改めて配信で全話見たので感想を書く。たぶんネタバレあり。 なんと言っても、EDアニメがよい。視聴は途中で切ったのだが、その直後にED曲をiTunesストアで買って何度も聞いてい…

読書感想:カーテン

アガサ・クリスティのミステリーである。ネタバレありタグを付けておこう。 発売時にすごく評判になった本だが、いままで読んだことはなかった。評判になったとはいえ、ミステリなのでネタバレは避けるような形になっていたが、そうは言っても、ははーんとい…

ゲーム感想:ランス10 高難易度モード

今頃ようやく高難易度モードを初プレイ。これまで恐ろしくて手を出せなかったヘタレゲーマーですよ。 どうも亜人40枚の達成に必要っぽいのでやってみた。参考にしたところには二枚抜きからのワーグ戦も書いてあったので挑戦したが、ヘルマンの二枚抜きできず…

映画感想:X-MEN:ファイナルディシジョン

このシリーズのX-MENは、X-MEN2までずいぶん前に見ていた。(ということを後から思い出した) X-MENはマグニートーが味方だったり敵だったりするけど、この作品でも出だしの部分では味方で、本編では敵になっている。最強の能力者はフェニックスで人間側の敵…

映画感想:ウルヴァリン:SAMURAI

あれですよ、最近はハリウッドが中国向けに映画作っているという噂があるけど、もう少し早く、この作品の時点で中国が舞台だったら良かったのにと思いました。 まあ、今後はハリウッド映画の外伝で日本舞台というのはなくなっていくと思うので幸いである。PS…