ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。

面白かったよ。

見る人を選ぶと思うが、まさに俺こそは選ばれた者

修学旅行バスがトンネルを抜けると異世界だった。みたいな、クラス全員転生(転移)だが、主役の高遠夜霧は転移前からの即死能力者。一言で相手を殺すだけでなく、敵意に自動反応して相手を殺してしまうので、不意を襲っても即死である。

これは俺ツエーみたいだが、俺ツエーの構造にはなっていないと思う。俺ツエーものは、プロレスみたいにまず相手の技を受け(またはかわし)て、それからこちらの技をかけるところがあるが、高遠夜霧の即死能力は相手が技(スキル)を出す前に殺してしまうから。

まあ、口上を述べるくらいの時間がある時もあるが、口上の途中で殺してしまうこともある。

異世界は中世風の世界と現代(さらに未来?)が混ざっているような世界である。なんか人工の世界らしい。そして、ゲーム世界ではないようだ。高遠夜霧が強すぎるのでゲームにならない。

高遠夜霧はためらいなく人(同級生も)を殺すが、異常者という風ではなく、常識には欠けるが普通の人間っぽい。声優さんの演技も合っていると思う。かなりいい

そしてヒロインの壇ノ浦知千佳も常識人のはずだが、けっこう高遠夜霧の即死能力を受け入れている。この二人の会話が俺は気に入っている。

なんといっても壇ノ浦知千佳の守護霊の壇ノ浦もこもこがよい。一番常識がないのはこのキャラ。ベストバイプレイヤーだろう。助演女優賞をあげたい。

しかしだ、ストーリーや設定はよく分からない。展開が早過ぎてなにがなんだか。これを説明する。神作画とか言われる、よく動くアクションシーンを動体視力の低い俺が見ていると何が何だか分からないことがあるが、それをストーリーでやられた感じである。

そこも気に入っているのでよいのです。

最終話のタイトルが「自分の好きなように力を使えばいいんだよ」で、これはなんかフリーレンの登場人物が言ってもおかしくないセリフのように思える。しかし、作中でこれに続くセリフは「気に入らない奴を殺してもいいし」なのである。

とてもよいと思うが、原作を読もうという気にはならない。俺にとってはアニメとの幸福な一期一会であった。

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