ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:蒼海館の殺人

葛城輝義シリーズかな。紅蓮館の続き。探偵がなかなか捜査してくれない。

嘘が分かるというのは探偵の能力だがあまりストーリーには関係ない。

今回はあやつり殺人か、犯人を蜘蛛と呼んだりするので「絡新婦の理」っぽい感じかも知れない。

なんだかあまり、読者として犯人を当てようという気になれなかった。

うーん、いくら人を操れる犯人でも、台風は操れないと思うんだが。災害報道では警報が出て大雨が降るということが多いが、実際の気象災害では警報がでて災害が予想されても、実際には災害に至らないとか、台風が来るはずだったが来なかったとか、そういうことも多いはずである。途中まで大雨だったけど、比較的早めに雨が止んだら犯人大慌てじゃないか。計画が甘いな。

 

 

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