9巻表紙は未知と早苗で新人戦の続き。神童南雲の奇跡で先鋒は勝ったもののエースを温存したために苦しい戦いになる中、早苗が巧みな戦術で引き分けに。これ、以前の戦いでは未知が時間切れ優勢勝ちを避けて一本を取りに行き負けたのが、未知らしくて良かったのだが、引き分け狙いはこれはこれで早苗らしくてよい。それが早苗のキャラだから。
そして未知は未知で寝技に挑む。これが成長というものか。性格(キャラ)は変わってないけど、地味な努力もする(だが必殺技の名前を付ける)。
新人戦2回戦は早苗の試合のみで他は省略。やはり俺の推している早苗が主人公ではないか。
期末テストで未知以外の三人は学年上位というのもスポーツものでは珍しい。
10巻表紙は早苗で、王者立川学園との合同練習から。夏目先生の百合展開がこんなところで伏線になっていたとは。吐くほどの合同練習後の、練習試合で永遠ちゃんが辛うじて引き分け程度で全敗というものなんか凄い。これはもう体力の差なんだろう。
そこからの、図々しくも寮の飯食って風呂まで入って泊まっていくのがこの漫画らしい。これも立川学園の犬威先生が甘いためだろう。
そして年が明けての柔道選手権。団体戦の目標は曖昧なまま、個人戦の目標を全階級制覇から同一階級バトルロワイヤルに。これもこの漫画らしいところ。全階級制覇はともかく、潰し合いを避けて、階級を分けるのが普通なのに、あえて全員同じ階級にして、仲間と試合で真剣に戦うという。未知と試合で戦いたいという早苗の気持ちが発端。やはり俺の推している早苗が主人公では?
ついでのように南雲初段合格。ほんと昇段試験とかどうでもいい扱いだな。
11巻の表紙は霞ケ丘の選手、ごめん名前覚えてない。個人戦2回戦の早苗対榛原の戦いから。寝技の得意な相手との寝技対決。素人にはよく分からない絞技で早苗勝利。関係ないけど、榛原のところの柔道未経験の顧問の先生が眼鏡っ子でかわいい。
そしてついに早苗対未知の試合。この漫画最大の山場だね。早苗のうつ伏せ腕十字を柔軟性で未知がかわしてからの追撃で仰向けでの腕十字を再び未知がかわす。観戦している寝技の得意な榛原がびっくりしているのがいい。そして立ち技勝負にしようと起き上がる未知のふところに潜り込んでの背負いからの連続で抑え込み。未知「何本取る気だよ」背負いで一本取ってました。早苗勝利。このシーンアニメで見たいなぁ。2期ないかなぁ。
そして同校対決の2番目は神童南雲対エース氷浦。これは途中までは実況風に、そして最後の部分は勝負がついてから振り返る形で決着を描写。県予選個人戦決勝は氷浦対天音の運命の対決。決着は天音の新技だというが、説明がないのでどういう技かよく分からない。
そして最後のファインプレーは、未知が聖条のお嬢様にパフェの店を聞いたこと。お嬢様にありがちな系列店の紹介と半額券。
12巻の表紙は青葉西の面々に姫野先輩を加えた5人。1人柔道部員にして寝技の榛原と顧問の眼鏡っ子楠先生が登場して、合同練習から。
バレンタインでチョコを大量にもらっている夏目先生。そして期末試験後には霞が丘との合同練習で、姫野先輩と白石亜美の最後の試合。
新学期と新入部員。長身で重量級元相撲部の司と面倒くさそうな姫野(先輩の妹)。面倒くさい奴は強い法則に従えば強いのか。未知の方が別の意味で面倒くさいか。
そしてインターハイ。まずは団体戦だが、女子は3人チームなので新入生の出る幕はない。一方、眼鏡っ子先生のところは新入生が入って団体戦に出てきた。
そろそろ県大会での優勝か準優勝くらいはいけるのではないかな。次巻につづく。