貧すりゃ鈍すってことで、積極的に図書館で漫画を借りることにしたのである。
先日読んだ「杖と翼」が「ヴァンデーの虐殺」を扱っていたのに対してこっちは「サン・バルテルミの虐殺」を扱っている。フランスの歴史は虐殺の歴史か(他の国も同様なことはあるかも知れないが)。4巻だとまだその直前だけど。
それよりも、マルゴ(マルグリット・ド・ヴァロワ)の男を魅了する力が凄い。小さい時から既に魔性の女だ。そして、マルゴ以上に存在感があるのが、母后カトリーヌ・ド・メディシスである。彼女はカトリックとプロテスタントの戦いを避けようと、努力を重ねるのだが。
4巻くらいだと、もうマルゴの魔性全開という感じだ。
それから、関係ないど、ポーという地名が登場する度に反応してしまう。
そしてギーズ公の向こう傷だが、自分で付けたら「向こう傷」とは言わないのではないかと思ったり。漫画やアニメで見るファッション向こう傷もこういう風に付けているのかと思ったり。
自分で付ける向こう傷の逆が、敵にわざと付けられる後ろ傷だな。なんか思い出しそうで作品名が思い出せないけど。