図書館で借りた本。
山藤章二を中心とした駄句駄句会の俳句。
すばらしい。見開きで一句、右側に山藤章二の毛筆で句が描かれ、左側でその論評というか無駄話というか。
立川流の関係者が多いようだ。
夜深し 網戸の向こうに 談志あり
怖い俳句ということらしい。基本的に季語は入っている。というか、句会で句を作る時に季語を指定しているのかも。
下ネタが多いのもよい。
ただし、重大な問題がある。まともな俳句が混じっているのだ。ここでは紹介しないけど。
タン、ロース、 カルビ、ハラミを 焼く炭だ
駄郎(吉川潮)作
これは季語がないのかも。最後のスミダというのが韓国語の語尾というところがポイントなのである。