ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:天穂のサクナヒメ

ゲーム原作のアニメ。

ゲームとしては戦闘パートが必要なんだろうけど、アニメとしてはなんか中途半端な印象であった。

神の世界だからか、人間の赤ん坊が年を取らないんだけど。その割にサクナヒメは心が成長しているらしい。

稲作に限らず、今の日本では農業そのものがファンタジー。機械の神は田植え機を作らずに、苗の並びの見栄えを良くするために印を付ける機械を作る。神に捧げる神事としての稲作というテーマだからだろう。田植え機が導入された初期に、田植え機で植えた田圃は苗の並びが一列しか揃ってないので美しくない、手植えなら東西南北の並びが揃っていて美しいという話があったのじゃよ。

俺は、宣教師のミルテがすごく苦手である。現代的な思想というのが俺の基本にあって、もちろん作品ごとの作品世界の信仰もエンタメ的に重要であることは分かる。このアニメの場合は日本神話的な世界である。そこに対立軸でもないのに登場するキリスト教的な宣教師は、はっきり言って余分な要素。

 

animestore.docomo.ne.jp

 

 

まあ俺にとっては、日本の神々は地震や台風や疫病その他の災害をもたらすものであって、鎮められて何もしないのが神の一番良い状態というくらいだからな。キリスト教の神はひたすら人間を罰する存在だし。