固体と液体の中間の性質というか両方の性質というか、そういうことについて書かれた本。
なんか、語り口が俺に合わなかった。
ちゃんと読んでなかったので、レオロジーとかチキソトロピーとかダイラタンシーとか馴染みのない用語で頭が混乱したのである。
でも砂浜を歩いている時に、踏んだところの砂が乾くのは、砂の体積が見かけ上増えるからというのは面白かった。子供の頃その現象に遭遇した時は、水が押し出されるのかと思ったが、それならむしろ濡れるはずだから。
いろいろな身近な現象が紹介されているが、理論はそれ程詳しく説明されていないような気がした。定性的というか。