Lilypondで楽譜を作っているだけでは飽きたので、ちょっとボーカロイドに歌わせてみたくなった。
最近は初音ミクじゃなくて、無料で使えるボーカロイドソフトがあるらしいと聞いたような気がするのでググってみたら、まず UTAU というのがヒットした。しかし、どうも mac ではうまく動かないらしい。実際にダウンロードしてみたが動かなかった。
次に見つけたのが、Synthesizer V Studio Basic これには、複数の歌声データがあるが、やはり無料のものをダウンロードした。AIとついているのが流行っぽくてよいかと思った。
歌わせるのは「雨降りお月」。やはり、最初は童謡でしょう。既に作ってある「雨降りお月」のLilypondソースをいじって、midi データを出力するようにした。
それから、そのmidiファイルをSynthesizer V Studioで読み込んで、そこに歌詞をいれていった。最初は、よく分からずに1文字ずつ入れてしまったが、まとめて入れられる。
この後歌わせようとしたら、音が出ない。歌い手を選んでいなかった。「京町セイカAI」を選択した。
聞いてみてから歌詞で長音になっているところは、楽譜ではタイになっていて、Synthesizer V Studio 上では一つの音なので、そこは長音を取るとかの作業はした。あと伸ばすところを長音から母音に変更したりもした。
だが、それだけで、いわゆる調教とかいう微調整はしていない。
ちょっと聞いてみたら、ややテンポが早い。元ネタの楽譜にテンポが載っていなかったので、そのままテンポを指定していなかったのだ。よく分からないまま適当に80とかにする。俺は年寄りだからテンポが遅いのだ。
それでまあこんなものかとなったので、結果をwave形式で出力した。
それからは、mac に最初から付いている GarageBand での作業。これも midi データを読み込ませた。今度はコードとメロディを読み込ませるためにまた少しLilypondのソースを変えた。(コマンドラインで指定できるようにしたいが、今はまだ分からん)
コードを演奏する楽器を何にするかも、よく考えずに Epic Cloud Formation にした。ググったら例として挙がっていたので。そこにボカロのwaveファイルをドラッグして出来上がり。
メロディ部分は歌と合っていることを確認後にミュートした。
(本当はここでテンポが合ってないことが分かって、それからテンポを変えたのだが)
それからSoundCloudにアップロードした。
アカウント名はブログタイトルのネギ式から、根岸黄色にした。ローマ字はKiro、なんかKiiroだとiiが変な気がしたので。
伴奏のボリュームが大きいような気がするが、気のせいのような気もする。何度か小さくしたんだけど、あまり小さくならなかった。
俺は下手な作品(まだ作品というほどのものではない)を公表することにためらいがない。それが俺の数少ない長所であろう。