2022-07-04 読書感想:水滸伝(二)替天の章 読書感想 北方謙三の水滸伝の二冊目。いよいよ独自色が強くなり、公孫勝の特殊部隊「致死軍」が結成される。忍術を使わない忍者というか、体術を鍛えた特殊部隊というか。スパイというよりは暗殺部隊の方が近いようなかなり現代的な匂いのする部隊である。対抗勢力として青蓮寺も登場する。 これが面白いかというと、面白い気もするし、中国色がなくなって興を削いでいる気もする。まあ公孫勝が道術を使うのとどちらが面白いかという選択であろう。 話としては林冲が王倫を殺して晁蓋が梁山泊に入るまで。 水滸伝 二 替天の章 (集英社文庫) 作者:北方謙三 集英社 Amazon ad2217.hatenablog.com