これまで水滸伝には誰のものであれ手を出していなかったのである。だって、108人も登場人物を覚えられる訳がないと思っていたから。でも、最近は見ているアニメなんて、1人も名前を覚えていなかったりするので、それなら何人登場人物がいても同じことだと思い直したのである。
図書館にあったので、北方謙三のものを読むことにした。
面白い。1巻はまだ登場人物も多くないし。
序盤は魯智深があちこち旅をしていろいろな人に会うということで次々とキャラクターが紹介されていく仕組み。後半は林冲の脱獄まで。元の話を知らないから、どこまでが北方謙三の演出なのか分からないけど、面白く読めた。