コーヒーを飲みながら、そんなことを書いているわけだが。
一度カフェインを取るようになると、カフェイン抜きでは頭がすっきりしないような気がしてしまう。それは依存ということで、依存自体がよくない。
依存を抜きにしてもカフェインには興奮作用があるので、頭が冴えるかどうかはともかく、なんとなくやる気がでない時に多少やる気が出るようになる。あるいは訳もなく興奮する。
しかし、興奮するとイライラしやすくなるのだ。いやほんと、興奮にはイライラするという状態がつきまとう。実のところ、現代人がやたらとイライラして攻撃的なのは日常的にカフェインを摂取しているからではないかと思うのである。
しかし、現代文明では興奮してイライラして攻撃的であることは、だいたいのところ有利に働く。暴力に対しては、現代文明以前より厳しいので、攻撃性をうまく制御した者が成功するようになっている。
でも、イライラは別に罰せられないし、直接的かつ重大な害はない。でもみんながイライラしている社会はあまりうれしくない。
興奮してイライラしている人には勝手に成功させておいて、自分だけは成功もイライラもしないようにしたいものだ。……などとコーヒーを飲みながら考えた。