図書館で借りた本。
一般向け。主に微生物、主に古細菌だが、人気のクマムシとかについても書かれている。
好熱菌やその耐熱メカニズムは詳しくて面白い。
しかし、ところどころ変なことが書かれているのでそこが気になった。ニュートンの運動法則は質点という摩擦がない特殊な点を対象にしたとか、量子論は水素原子に的をしぼって理論を作ったとか。
2012年出版なのに、オゾンホールが拡大しているという認識のみたいだし。本を書くにはちょっと高齢過ぎるのではないかという気がする。
専門分野については詳しいが、ちょっとそこをはみ出ると怪しい(情報が古い)という印象を受けた。