前半は良かったんだけど、8話で王子が発狂してからが俺は気に入らない。8話以後、ずっと泣いたり叫んだりしている。このブログでは何度も繰り返しているけれど、俺は自己犠牲が嫌いなのだ。
一度王子に王位継承権をゆずっているのにそれをひっくり返して悲劇に仕立てるのも気に入らない。後宮がないのは中世風世界でキリスト教的社会を設定しているので仕方がないにしても、王の兄弟とか王の甥とか王の従兄弟とかまた従兄弟とか居ないのかよ。いくらでも王になりたいやつは居るだろうに。
ということで悲劇にしたい作者の意図が透けて見えてしらじらしくなったのであった。
百合はそれだけで尊いので、自己犠牲愛なんて要らないんだよな。
お気に入りのキャラはメイドのイリア。