ゆで卵を1個ずつ茹でるのは面倒なので、2個一緒に茹でて片方は冷蔵庫にしまっておいて翌日食べるという食べ方をしている。
この翌日食べる分の茹で卵の殻のむき方で悩んでいたが、なんのことはない、尻の方にヒビを入れて、茹でたてと同じように蛇口から水を流し当てながら剥いたらうまく剥けた。終わり。
こんな当たり前のやり方をなぜ今までしていなかったという話をこれから書く。
この水を流しながら剥くという剥き方をググって知った時に、茹で上がった熱いうちに鍋に冷水を入れて鍋をゆらしてヒビを入れて、そのままま熱いうちに蛇口の水を流しながら殻を剥くと書いてあって、それはそれでうまく行く。しかし、俺は冷蔵庫で保管するときは殻付きで保管したいという気分が強かった。その方が長持ちするのかどうかは怪しいものだが、少なくとも容器が要らない。
そして殻を付けたまま保管するなら、尻に穴を開けるというのはなんとなくしたくなかった。なんとなく殻で完全に覆われている状態で保管したかった。たった1日でも。
しかし冷蔵庫で冷えたゆで卵はなかなかうまく剥けずに悩んでいたのである。
なぜなら「水を流す」と「熱いうちに」が頭の中でくっついていて切り離すことが出来なかったのだ。今日ようやくこの二つを切り離して、冷蔵庫で冷えた殻付きのゆで卵を水を流しながら剥くという考えに思い至ったのである。なお、剥いた殻はザルに受ける。
これで完璧。ただし、お弁当に殻付きゆで卵を持っていく時には使えない。
ゆで卵は潰してマヨネーズと和えて醤油ちょっとたらして酒のつまみにする。