ステマ対策規制開始記念記事。
まず、怪我をした経緯から。
馬鹿なことをしたものだが、やってしまったことは仕方がない。まず、私はマウスの使い方がよくなくて、マウスを使っている時に手首に重さがかかって、手首の小指側の辺りが赤くなって痛むのである。
これの対策として、マウスグローブというものがあり、一時は使っていたのだが、マウスグローブすらもその手首部分がすり切れてきたのと、年をとって頻尿が進みトイレに行くたびにグローブを外すのが面倒になったので、最近はマウスグローブをしていなくて、痛いなあと思いながらマウスを使っていたのだ。
そして最近始めたボーリング。このボーリングで親指を保護するためにキネシオロジーテープとかいうテープを貼る。薬局とかでも売っている伸縮性のあるテープ。こいつを手首に貼ったら保護になるんじゃないかと思ってしまったわけである。貼ってみたら、少しは手首の保護になっている気がした。
これは便利だとか思いながらずっと付けていて、寝る前に剥がした。そしたら、手首の皮ごと剥がれた。もともと痛んで赤くなっていた部分がテープが濡れたせいでふやけて弱くなっていたのだ。そしてテープの粘着力が皮膚の力よりも強かった。
皮が剥がれたところは、血は出ないで透明な液体が滲み出ていた。手持ちの絆創膏(ケアリーヴ)を貼ったが、これでは少し小さい感じだった。
翌朝、近くのドラッグストアの開店時間に行き、大きめの絆創膏を探す。そこで目についたのが、キズクイックパッド。この店では一番目立つ位置にあった。
キズクイックパッド1枚目
買ったのは大きめ6枚入りというもの。「水仕事用」というものあったが、そうでないものを買った。そうでないものでも「防水」と書いてあったから。
傷口に貼ると、浸出液を吸い込んだ部分が白くなる。他の絆創膏と違って、プラスチックというかゴムというか粘土というかなんかそんなものが貼り付いているような感じだ。皮膚と融合はしていないが、ちょっとSFっぽい。
防水というだけあって、トイレのあとに手を洗っても水滴が表面に付いているだけだ。これはよいものを買った。普通の絆創膏よりも高いが、傷が早く治るなら十分価値はある。また、ちょうど俺の傷の状態にも合っていた。皮膚が剥がれて血は出ていないが透明な浸出液がどんどん出てくるような傷にはぴったりの絆創膏であった。
パッケージには「シャワーやお風呂にもつけたままで」と書いてあったので、そのまま風呂に入る。でも手首は湯船のお湯には入れないようにした。シャンプーしてたら端の方から剥がれかかってきた。
やはり「水仕事用」でないと無理だったかと思い、風呂上がりに剥がして2枚目を貼る。
キズクイックパッド2枚目
傷口は治ってないけど、浸出液は出ていないように見えた。キズクイックパッドを貼っても、傷に当たる部分が白くなってこない。そのまま寝る。
翌朝見ると、傷のところが白くなっていた。ゆっくりと浸出液が出ていたのだろう。
水にはそんなに強くないと分かったので、顔を洗う時にはダイソーのポリエチレン手袋を付けて顔を洗った。トイレ掃除用に買ってあったのだ。
しかし、これは大して長くないので下から水が入ってきた。貼ってあるキズクイックパッドを見ると端の方が少しめくれているようだ。なんかダメな気がしてきたが、めくれかけているところを肌に押し付けていたら、やがて水気が抜けて貼り付いた。
傷の部分まで水が入ったらどうか分からないけど、端の方が少しめくれたくらいなら、押し付ければまた貼り付くのか!
夜、シャワーを浴びる時にやはり手袋をした。今度は下から水が入らないように輪ゴムを付けてみたが、輪ゴム程度ではほとんど効果はなく、水が入ってきてやはりキズクイックパッドの端がめくれかける。のだが、後で皮膚に押し付けたらまたくっついた。
完全に剥がれてしまったら、傷口の衛生上貼り替えた方がいい気がするが、端の方がめくれた程度なら押し付けておいて水気が抜けるとまた貼り付く。説明書によると、5日くらい貼ったままで大丈夫ということなので、しばらくはこのまま続ける予定である。
やはり気になって剥がそうとした
2枚目の3日目くらいで気になって剥がそうとしたが、端は簡単にめくれるものの中心に近づくと結構強く貼り付いていて剥がれない。水道水を流しながら剥がそうとしたが、そう簡単には剥がれなかった。なにしろ、傷を作った原因が別のテープを無理に剥がしたことだから、ここは無理に剥がさずに、使えるという5日目までは貼ったままにしよう。出来たばかりの皮膚を剥がしては何にもならない。(剥がす時は温水を使うのがよいようだ)
なんかいろいろな会社から同じような製品が出ている。手袋をつけるとか面倒なことをしたくないなら防水機能の強化されたものがよいかも知れない。
1枚の値段としては高いけど、5日くらい貼ったままで大丈夫とか、何よりも傷の治りが早いなら、値段分の価値はある。
ただし、本当に傷の治りが早いかどうかについて、俺は検証していないけどね。そして、傷のタイプによっては合わないこともあるようだが。
バンドエイドが本家なんだろうか。