ネギ式

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読書感想:密命 巻之四

密命シリーズ第4巻。裏表紙のあらすじには金杉惣三郎が死んだかのように書かれているが、本文ではすぐに死んでないことが明かされる。

金杉は一度京都に行ってから東海道を江戸に向かいながら武芸者と果たし合いを続ける。今回はこの果たし合いが中心の話。いつもの家族の問題とかは一応提示されるものの惣三郎が死んだことになっているので特に問題が発展するとか解決するとかいうことはない。

七人とかそれくらいの弓や槍などの凄い腕の武芸者と一対一の果たし合いをしたりしなかったり。相手の武芸者の生い立ちもそれなりに描写されていて、武芸対決ものという様相である。逆に陰謀はあまりよく分からない状態になっている。

今回も金杉惣三郎は満身創痍、その上、顔にも傷がつけられる。

 

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