ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

雑記:道を聞かれた

昔はよく人に道を聞かれたものだ。これは個性で、人に道を聞かれやすい人というのがいて、そういう人は顔にドアが開いているのだという。

それがダブエストン街道という小説の話。

なのだが、スマホの普及によって、人に道を聞かれることがとんとなくなったものだ。こんなに早く常識が変わるとは作者も思っていなかったに違いない。

今日俺に道を聞いてきたのは、修学旅行中の学生の集団。なるほど、スマホ禁止なんだなとすぐに察したわけよ。

ところで、俺はよく道を聞かれたわけだが、いつもうまく教えられなかった。自分の住んでいるところをよく知らないのである。地元に興味がない人間なのだ。引っ越しばかりしているので地元を知る暇もないとも言えるが。

しかし、今や地図アプリがある。どんとこいである。地図アプリで検索してやったら、学生もすぐに行き先を理解した。ふだんスマホを使っているが、修学旅行中だけ禁止されていて使えないのだろう。