ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:虚構推理 Season2

琴子(CV ⿁頭明⾥)がデタラメ推理をしゃべっているだけのアニメ。推理によってストーリーを組み立てるが、琴子が真実を知るのは妖怪が事件を目撃していたから。そう明言していることもあるし、明言していない場合でも、その可能性は否定できないではありませんか。考えても御覧なさい、どこにでも妖怪はいるのです。事件現場にだけ妖怪がいないはずがありません。そして犯人の動機を知るのは、心が読める妖怪の力によるものです。論理的に考えて御覧なさい、人の心を推理で知ることなど出来るはずがありません。妖怪がいるなら妖怪の能力と考えるのが妥当ではありませんか。そうして知った真実に、妖怪が存在しないかのような適当な推理をでっちあげるのが琴子の能力。

これが面白いのは、声優さんの力ですね。いや、つまらなそうに書いたかも知れないけど、結構面白いのですよ。声優の⿁頭明⾥さんがうまいからだと思う。作中ほぼずっと琴子が喋っているので、声優さんのファンにとってはずっと声を聞いていられるという重大なメリットがある。

ただ、1期では恋人の九郎にぐいぐい迫る琴子が良かったのだが、2期ではなんだか恋人関係は安定したみたいで、ぐいぐい迫るというよりも下ネタを口で言っているだけみたいな印象が強かった。あと、2期の九郎はただそこにいるだけであまり役に立っていない印象がある。ピノキオと戦っていたくらいか。

デタラメ推理が許されるのは琴子だけなのに、最終話では琴子でない脇役が、延々と琴子風のデタラメ推理を語るのには飽きれた。

お気に入りのキャラクターは琴子、または声優の⿁頭明⾥。

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