ＡＩとナノマシンを載せた無人の宇宙船が居住可能惑星の探査のために太陽系外に旅立つ。宇宙船はテラフォーミングすれば人類が住めそうな惑星を見つけると、地球に信号を送ると同時にテラフォーミングを始める。ＡＩもナノマシンもテラフォーミング出来るくらいに優秀、つまり非常に優秀である。
一方、人類が到着するまでには時間がかかる。なので、ＡＩには時間の余裕が十分にある。ＡＩはテラフォーミングの意味を拡大解釈して、惑星を地球そっくりに改造してしまう。大陸の形も地球に似せて改造するし、現住生物も見た目が地球の生物にそっくりになるように改造する。地球の巨大な月も周辺の惑星やその衛星などを材料に作ってしまう。
地球そっくりな惑星の登場するフィクションの背景にはこういう設定があったのです。自由の女神とかも再現しちゃってますよ。
