ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

ラノベ感想:ラブと貪食の黒戮呪剣〈コルドリクス〉

 宮澤伊織のラノベ。神々の歩法で創元SF短編賞を取った人です。

ラブと貪食の黒戮呪剣〈コルドリクス〉 (MF文庫J)
 

 ですが、この作品、私にとっては最初からケチが付いてしまった。Kindleで購入したのですが、最初の章からずっと白紙で読めない。目次から2章に進むと読めるんだけど、最初の部分が全然読めなかったのです。でamazonに連絡して、不具合を確認してもらい、1ヶ月程経ってから直って読めるようになったた。

読んでみたら、理由が分かった。最初の部分は黒地に白で書かれていたのである。それがKindleでは白地に白になってしまったのだろう。まあ、ストーリー上の意味はあるんだけど、それほど重大な意味ではないような。

タイトルからも想像が付くように、大食い少女の話である。主人公は盗賊。なんというか、悪くはないけどすごく良いという程でもない。アニメ化したら化ける可能性もあるとは思う。見どころは、大食い少女、獣系の妹弟、身軽な盗賊あたりかな。ラストのアクションは結構いい。

 

 しかしながら、宮澤伊織の本体はゲーム作家、魚蹴である。と俺は思う。どっちが本体ということもないのかも知れないけど、俺の中では魚蹴さんである。

インセイン シナリオ集 ディオダディ荘の怪奇談義 (Role&Roll RPG)

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