dアニメストアで「スポーツ」で検索していたら、見たことないアニメがあったので見てみた。
ゴミ拾いスポーツのスポGOMIのアニメだという。
まず、アニメファンとして気付くのは、主役のトキオの声が声優のものではないということ。ヒロイン役はちゃんとした声優なのでなんとかもっている。
そして俺が気になるのは、ゴミ拾いはスポーツには向かないということだ。でも、実際にスポGOMIというのがあるらしい。
おかしい。ゴミ拾いは偶然の要素が大きいのでスポーツとしての公平性に欠ける。そしてこのアニメでやっているような河川敷でのゴミ拾いは特に危険だ。直接手で触れないようにしているとはいえ、何が落ちているか分からないので不安である。スプレー缶もあるだろうし、有害物質の入ったボトルもあるかも知れない。そういう状況で時間制限付でゴミを大量に集めるとなると時間を気にして危険に対する注意がおろそかになる。
スポーツとして成立させるためには、あらかじめ運営が競技エリア内をくまなく検査して、危険な物がないことを確認しておく必要があるだろう。けれど、そんなことをするならその時にゴミを全部片づけてしまえばいいので、自己満足的な競技になってしまう。
ゴミ拾いボランティアを否定する訳ではないが、危険に対する十分な注意が必要であり、それには時間制限や競い合う要素は有害であるということである。