初配信時とその後に1回見ているので、今回が3周目だと思う。
最近「プロ驚き屋」という言葉を目にして、最初に思い出したのがチャイカの「衝撃の事実!」で、それをきっかけに今回の視聴になった。
チャイカの「衝撃の事実!」はたいていの場合、驚くに値しない当たり前のことなので「プロ驚き屋」に近いところがある。
そして再視聴してみるとまず、主役のトールに頭のおかしい妹がいたことを思い出すのであった。
このアニメ結構面白いよ。まず、チャイカが何人もいるというのが独特である。そのチャイカたちは顔は同じだが能力とか性格が違うし、目的も違う。
そして主役のトールを初め多くの登場人物が、戦争の終った世界で戦争を望んでいるという点も面白い。トールはサバター(乱破、忍者みたいなものらしい)で、傭兵になるように訓練されているので、戦争の終った世界では役に立たない。他にも戦争の時は英雄だった男とか。もちろん、戦争では活躍したけれど戦後は平和に生きている人もいる。
銃のような形の杖、機杖(ガンド)で魔法を使うというのも変わっている。狙撃銃みたいに銃身が長いので遠距離攻撃はいいけど、火を起こすとかの使い方の時は銃身がかなり邪魔になっているように見える。
なにより長さがちょうどいい。1期12話+2期10話でちゃんと話が終っている。原作小説と違うところもあるようだけれど、だいたいは同じだと思う、原作読んでないけど。
クリーマン機関のヴィヴィもよい。1期の途中でヴィヴィの恋心みたいな描写があって、ほのぼのしていたら1期の最後で驚きの展開になる。
ある意味、いざという時の便利キャラとも言えるフレドリカも、魚を丸ごと食べたり、サザエっぽい貝を貝殻ごと食べたりと豪快なところがよい。さんざん利用されたが、最後は望みが叶ってよかった。
フェチ的にはふともも描写に力の入ったふとももアニメといえよう。ヒロインの白チャイカはふともも見せないけど。
1期OP曲「DARAKENA」で「って思う、って思う」というところが好き。