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読書感想:天龍八部 第六巻 天山奇遇

第六巻はほとんど虎竹の話。そして、ロリババア登場、その名も天山童姥(てんざんどうぼ)。名前通りですよ。年齢96歳、姿は10歳程度、口調は老女。現代でも通用する典型的なロリババアですね(翻訳時に現代のロリババアを意識して翻訳した可能性はある)。性格は残酷、武術の達人。アマゾネスみたいな女の集団を率いる。ロリババアの起源に近いのではないだろうか。(年を経た妖怪が童女の姿を取るという話はもっと古くからありそうな気もする)。ちなみに口汚いだけでなく、性格も悪く気軽に人を殺すので萌えない。

うーん、虎竹はやはり好きになれないなぁ。ぐだぐだしているし、そしてこの巻ではアマゾネスハーレムの主になってるし。(女たちを放置して段誉と旅に出るような気はするが)

虎竹が災難に会う話とも言えるが、なんか戒律を守ろうとする僧侶を作者がいじめているようにも思える。

 

天龍八部〈6〉天山奇遇

天龍八部〈6〉天山奇遇

  • 作者:金 庸
  • メディア: 単行本
 

 

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