ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:通霊姫

あー面白かった。

dアニメストアで見た中華アニメ。音声は中国語で日本語字幕付きで見た。なんというか、少女漫画である。一番近いのは「はいからさんが通る」かな。親の都合で意に沿わない相手と結婚したが……という話。それからなんとなく「ときめきトゥナイト」っぽくもある。そして舞台が中華ファンタジーっぽいので「彩雲国」っぽい印象も受ける。

まあ、それはともかく、面白い。舞台は中国で皇帝のいる統一国家だが、西方部族という外部国家か何かもある。最初混乱したけど、皇帝の子供が王と呼ばれている。(皇帝の子供のうち才能あるものに王という役職が与えられるのかも)。主役の通霊姫(千雲兮)は妹の身代わりに夜王と政略結婚をさせられる。千雲兮は姉だが、継母に疎んじられて子供の頃から霊雲山に預けられていたのだが、妹が政略結婚を嫌がったので連れ戻されて結婚されられたのである。父親や継母から疎んじられた理由は、(たぶん母親譲りの)霊を見る能力。

少女漫画っぽいところは、結婚相手の夜王だけでなくその兄弟もイケメンでその上、すぐに千雲兮に惚れてしまうというところ。夜王はツンだけど。そして千雲兮は武芸にも優れていて、並の男よりはずっと強いが、最強クラスの男には敵わない。(ただし武芸だけで勝負した場合)。千雲兮は自分勝手でしきたりにも従わないけれど、子供の頃から従えていた侍女のにはやさしく、年老いた侍女のナントカいう人のことも気にかけている。雀が合流してからの姫と侍女のキャッキャウフフもなごむ。

霊は見えて会話もできるけれど、使役するというよりは頼んだり取引するという感じである。父親は狸親父で夜王たちとは政敵という関係だが、どうも父親のほうが悪役っぽい。

シリアスというよりかなりギャグ寄りの部分があり、ギャグシーンではしもぶくれのギャグ顔になる。かわいい。

アニメは16話で終わっているが、続きが見たいよ。だいたい、夜王(と千雲兮)がデレたあたりで一区切りというところである。16話ではOPの踊りが謎のおじさんに入れ替わっている。振付師だろうか。

 

第1話

第1話

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