気のせいのような気もするが、髪が薄くなってきたような気がしていた。気がしていたけれども、やはり気のせいという気もしていた。
だが、とうとうタブレットで頭頂部の写真を撮ってしまった。どうみてもこの薄さは気のせいではない。うーむ、また一歩、大人の階段を登ってしまった。
しかし、自分の髪の薄さに気づくというのはなかなか微妙な過程である。他人は気づいても言ってくれない。自分で気づく時にはかなり進行した状態である。もう少し早く気づけば、対処法の選択肢も多かろうに、困ったことである。
まあ、気にしても仕方がないので、次に頭を刈る時は長さを短くしてやるぞ。刈る長さを短くするのと、薄毛の進行をうまくマッチさせれば、カミソリ不要のスキンヘッドになるじゃないか。いや、やはり薄毛でみっともないのはバーコードヘアとかだから、坊主頭の方がいいんじゃないかと。
それはさておき、薄毛は自分で気づくからいいんだけど、体臭は自分で気づかないから問題だ。すでに老人臭がしている可能性もあるんだよなぁ。まあ、自分で気づかないことは気にしなければいいのか。
育毛剤を使う予定はない。