図書館で借りたジーヴスシリーズ。
今回はなんとバーティ・ウースター君が登場しない。ガイ・ボルトンとの舞台の共同脚本を元にしたウッドハウスの小説らしい。
やはりバーティが登場しないと寂しい。
今回のお間抜け役はローリー・カーモイルで、その場その場で実に場違いな発言をする。
この本の中では、おまけ的に付いている「ブリング・オン・ザ・ガールズ!」が面白い。ウッドハウスとガイ・ボルトンの共著によるブロードウェイ時代の回想録ということだが、事実よりも面白さを重視した作品であると訳者は語っている。残念ながら回想録の1章だけを採録とのこと。