ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか

図書館で借りた本。

なんか以前にネットで話題になっていたので、そのうち読む本として覚えていたのだ。

無茶苦茶面白い。もう最高。映画をほとんど見ない俺がこれだけ楽しめるのだから、映画好きな人にはもっと面白いだろう。

 

低予算映画をハイペースで作る話。初期には2週間で一本の映画を撮る。いい。今の日本では2週間では読切漫画も描けないのではないだろうか。

他の映画で作ったセットがあるから、それを利用して映画を作る。過去の映画のセットを倉庫で保管しておいて次の映画を作るなど。ロケに行くときは、映画を二本撮って交通費を節約するとか。

そしてどんどん新人に監督をやらせる。というか俳優のギャラを安くして、その代わりにその俳優に監督をやらせるとか。

日本との関係だと、日本の映画を買って改変して上映したりしてる。日本沈没の映画を改変とか。

あと予告詐欺もやってる。ロジャー・コーマンじゃなくて、その下で予告編を作っていた人だけど、本編にない爆発シーンを入れるとか。

この本もややタイトル詐欺的な部分はあるが、ともかく面白いので読んで。