「作曲なんて簡単だ」という作曲少女から、スタンスを変えて「作詞は難しい」という作詞少女。どちらにしても、1冊の話の中で素人が作曲なり作詞なりが出来るようになる点は変わらない。
とか思ってたら、なかなかとんでもないぞ、この本は。
青春? 人生? 詐欺? 創作者の覚悟?
まあ、説教臭いとも言えるが。
技法としては、母音探索が面白い。曲が先にある場合、ラララーとか歌えるけど、そうじゃなくて、アイウエオだけで歌い、適切な母音を探すという。
で、作中で詞をつけた曲が掲載されていた(p. 350)ので、これからLilypond で写譜をしようと思うけど、#が7個も付いている変態曲だ。最初のコードがF#というのも解せん。