ネギ式

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アニメ感想:海賊王女

2021年のアニメ。

昭和のアニメ「海賊王子」のオマージュかなにか、だと思って見たけど、一切関係なかった。(海賊王子をよく覚えてないのでもしかしたら少し関係あるという可能性もまったくないわけではない)

このアニメの本質は、真田雪丸(yukimaru)は真田幸村(yukimura)のアナグラムであるということである。真田幸村恰好いい=真田雪丸恰好いいというわけだ。

海賊要素もないと言いたいところだが、相手役の一部が少し海賊っぽかった。帆船だったし。

この王女と真田家の一行は、潜水艦(ゼンマイ仕掛け)に乗っているので、全然海賊らしくない。しかも、潜水艦は最初を除いて潜水していないので、甲板の小さなみみっちい船でしかない。まあ、帆がないと作画が楽でいいよね。

なぜ真田家が出てくるかというと、どうも真田家は壇ノ浦で失われた草彅の剣を探しているようだ。ということは、この作品の舞台は瀬戸内海に違いない。なんかイギリス王家とかも出てくるけど、瀬戸内海という印象も捨てがたい。

宝探し要素はある。というか、宝探しが中心のストーリーである。エルドラドをさがす。作中ではエデンと言ってるけど。だが、宝探しで重要な謎解き要素はほとんどない。1%くらいはある。この宝探しで驚いたのは、アニメを見ている途中でいきなりムービーが始まったという印象を受けたことだ。アニメ自体が動画(ムービー)なのに、まるでゲームをやっている途中でムービーが始まったかのような印象を、アニメを見ている途中で受けたのだ。すごい演出だ。

最後になぜか主役が選択(託宣の間違いではない)の巫女だということになったが、このムービーの操り人形感がいつまでも強烈に残っていたので、決断のできる人間にはまったく思えなかった。

乙女ゲームというものがあるようなので、たぶんこれは乙女アニメなのだろう。イケメンアニメとも言える。ヒロイン(主役の女の相手役の男)の真田雪丸とかあと何人かのヒロインがどれもいい顔なのだ。このアニメはヒロインの顔を見ろ!

 

animestore.docomo.ne.jp発明家の花梨と双子はちょっといいキャラだった。