中級編というか、脱初心者編というか。
作曲なんて簡単だよーんという前作に比べて、今回は珍しく「作詞は難しい」ということを言っている。まあ、作曲の話なんで作詞はしないけど。
第三の女、美空うぐいす登場。このネーミングはひどい。更に第四の女にして作詞少女である江戸川悠も登場するが、作詞だけして消えたかに見えつつ最後に再登場して、次回作では主人公だぞというところを見せる。
今作については、ふつうのラノベみたいに読んでしまった。他の音楽の本も読んでいるので「五度圏」とかみると、出たな！という印象だったが、パワーコードというのもあるんだな、二和音。柏森進の講座や音感トレーニング本では7th（四和音1,3,5,7）がふつうの和音みたいな扱いだったが二個（1,5）でも和音か、そりゃそうか。
この本では柏森進の講座とは逆に、コード進行なんて気にするなという感じだった。でも困った時につかうテクニックはあるみたいな扱いである。
このシリーズの次の作品は、タイトルからして印象が違う作詞は難しい本「作詞少女～詞をなめてた私が知った8つの技術と勇気の話～」
