ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:ホット・ロック

ドートマンダーシリーズ。映画化されているので、ググるとだいたい映画がヒットする。レッドフォードだし。

アフリカの小さな国に絡む大きなエメラルドを盗む話。大仕掛けと、話が二転三転(というか、6章まであるので5転か)するところが面白い。

トラック、ヘリコプター、機関車と使用する仕掛けが大きくなっていくし、登場人物は相変わらず変人だし、ドートマンダーは途中でやる気をなくすし。

なのだが、テンポが悪い気がする。章と章の間で話が一度途切れてしまう。まあ、それはそれでユーモアがあると言えばある。大仕掛けをしたあとにドートマンダーが百科事典セールス詐欺をするところなどは哀愁があるというかユーモラスである。

でもやはりテンポは重要なので、映像の方が向いていると思う。水島努監督みたいなテンポでアニメにしてくれないかなぁ。日本では泥棒というとルパン3世の印象が強いから無理かも。

 

 

ところでタイトルの意味がよくわからんのだが……、熱い岩か。英二郎だと「男の性欲」という意味があるので、これのような気がする。

eow.alc.co.jpそれとも、ロケンロールと関係があるのだろうか。まあ、そんな気もする。もっとテンポがよければなぁ。