ネギ式

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アニメ感想:七つの魔剣が支配する

2023夏アニメでとうに終わっていたのだが、感想を書いていなかった。15話の作品だったので、終わったのではなく2クール目の途中で中断しているだけだと思ったのだ。

確かに15話のタイトルが「聖歌(ラストソング)」で最終回っぽい話といえばそうとも言えるが、原作付きアニメの例に漏れず原作はそこで終わっていないのだから、一区切りという印象もおかしくはない。

ともかく、終わっていたので感想を書く。なろう系ではないラノベしっかりした設定がよい。転生ではなく、ファンタジー世界もの。主人公のオリバーは実力は高いが俺ツエー無双は(そんなに)しない。俺ツエー的な活躍をするのはヒロインのナナオの方である。ヒロイン無双ものというべきか。ナナオが何かするとみんなが驚くというパターンが多い。

ヒロインのナナオは武士、侍、もののふ。というかなんというか(勘違い)理想化された日本の武士である。女だけど。主人公オリバーの実力を知って、二人で殺し合いをするのが望み。

オリバーは殺された母親の復讐をするために学園に入学した。そうこの作品は魔法学園ものである。もう徹底して学園もの

設定上は復讐とかいろいろ暗く重い話があり、過去回想でそういう暗い話も出てくるが、作中で現在進行するのは、意地悪な上級生に対して仲良し1年生が立ち向かうというほのぼのした話。せいぜい学生同士の喧嘩なので、上級生も死んだりしないで、反省したり心の闇が晴れたりして終わる。

そのギャップがすごいと俺は思うのだが、実際にアニメで見たところでは、意外にもマッチしているようであった。暗い過去回想があっても、ヒロインのナナオが明るく無双して、オリバーと殺し合う望みに向かって進むところが救いになる。(そこまで無双ではなく、オリバーの助言で無双スイッチが入るみたいなところもよい)。

なお、魔剣というのは、物理的な剣ではなく、剣法のようである。

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