いよいよ、大詰めになって来ました。
少林寺に主な登場人物が集まってきて戦ったりする。主役義兄弟の初めての共闘。そして読者には死んでないことがはっきりと示されていた人や、読者にも死んだように思えていた人が生きていたことが分かり、この小説の伏線となっていた様々な謎が、比較的あっさりと明らかにされる。慕容復の小物感が際立つ。
そして伏線も何もなく突然登場した老僧がとんでもない能力を発揮してすべてをあっさり解決してしまうが、名前も出てこない。なんなんだこの老僧は?もしかして金庸武侠最強の名無しではないか。独孤求敗にも匹敵するのでは。
これですべてが解決していい最終回だったと思っていたが、もうちっとだけ続くんじゃという感じで第八巻に続く。