ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:ログ・ホライズン2期

アニメ端境期あたりに古いアニメの再視聴を始めると、こんな時期に見終わることになる。

2周めくらいの視聴。ログ・ホライズン2期は絵柄の劣化がよく取り上げられているけれど、ストーリー重視の俺にとっては、話がもうひとつ面白くないという点の方が問題であった。

まあ、この辺から異世界転生は1期だけでいいやという俺独自の判断が始まるのだが。つまり、最初は世界の仕組みの説明とかが面白いけど、それが終わるとよくあるつまらない話になる。ログ・ホライズンの場合は、1期終盤(中盤?)のルディ復活あたりが一番面白くて、2期は話がちらかって(伏線張り)大して面白くなかったんだよね。3期があったら伏線も回収できたんだろうけど。

もっとも最近は異世界転生の異世界もアニメはだいたいみんなおんなじだから、1話だけでいいという気もする。

でもアカツキのキャラはいいぞ。シロエはモテすぎだけど。

 

ログ・ホライズン 単行本1-11巻セット
 

 

読書感想:紙の動物園

ケン・リュウのSF短編集。問題提起型とも政治的とも言える。その意味ではル=グィンティプトリーの作品にも似ている。しかし、ル=グィンティプトリーと違うのは、ケン・リュウが東洋系の男性という点であり、さらにプログラマーというところまで読者である私と重なるという点である。

作者と同じような立場の読者として読んでみると、政治的作品はどうも好ましくないような気がする。まあ、同じような立場といっても、ケン・リュウは中国系で中国の話が多いので、そこは同じというよりも異なるわけだ。ル=グィンティプトリーを読んでいた頃からすると私も年を取ったし、世界も変わったというのも理由の一つだろう。

政治的であるということは現実的であるということで、SFでありながらも現実を少しも離れていない。むしろ、現実を見せるためのSFであるとも言える。そしてまたケン・リュウがプロであるとつまり職業作家であると感じられるのも、もうひとつノレない理由である。プロなので東洋系という自身の出自を最大限に利用している。この短編集に収録されている作品では、主人公が東洋系の男性でない場合は、おおむね主人公は女性である。それが作者がプロだと私が感じる理由でもある。

もちろんプロらしさは、うまさにも繋がっている。一つ一つの作品はできの良いうまい作品である。短編集にすることで政治臭が強くなったとも言えよう。まあ、訳者のあとがきで政治臭がかなり増したような気もするが。

 

 

2019春アニメ1話感想その2

八月のシンデレラナイン

女子硬式野球が一般的になった世界という、「咲」か「ガルパン」かというような世界設定。しかし、ゆるい。あ、ゲーム原作らしい。部員足りないとかいう以前に、キャッチボールもまともに出来ないという素晴らしさ。努力と根性にはなりそうもない。

 悪くない。

 

ひとりぼっちの〇〇生活

友だち百人出来るかなというか、クラス全員と友だちになるというミッションに挑むぼっちの話。だが、1話目で早くも1人目ゲット。友だちなんてひとりできれば、芋づる式に5人位までは楽勝でしょう。逆にクラス全員はコンプガチャ並みに難しいぞ。まあ、悪くない。(今期の悪くないというのはどうもエロくないのでOKという意味のようだ)

 

 

世話焼きキツネの仙狐さん

なんかブラック労働をしていると悪い瘴気が出て世界が滅ぶので、それを防ぐために癒やしてやらなければならないみたいな設定で、年下のお姉さん願望充足みたいなアニメ。年下のお姉さんでロリババアでケモノ少女。属性の詰め込み過ぎでは?

他のエロい作品と比べれば、エロさ控えめとはいえ、願望丸出しではある。

 

世話やきキツネの仙狐さん (1) (角川コミックス・エース)

世話やきキツネの仙狐さん (1) (角川コミックス・エース)

 

 

賢者の孫

前評判の結構高かったなろう系原作アニメ。1話からなろう系原作アニメに多いイージーモード異世界転生。一応、訓練とかしてるけど、余裕で課題こなして絶賛されてる。たぶん、こういう出だしで、視聴者を引きつけるのがなろう系原作アニメの特徴なのだろう。まあ、俺のようなおっさんは惹きつけられるどころか、引いてしまうのだが。

 

賢者の孫(1) (角川コミックス・エース)

賢者の孫(1) (角川コミックス・エース)

 

 

Fairly gone フェアリーゴーン

妖精と呼ばれるなにかが存在する世界。一般的なファンタジー異世界よりも少し文明が進んでいるような気がする。第一次世界大戦くらいか?そして、妖精を介したスタンドバトル。幼馴染との対立など、設定だけを取り上げると面白そうな気がするが、すごくストーリーに不安を感じる作品。ジョジョは、スタンドバトルと言っても駆け引きが面白いわけで、その辺がいまのところ感じられない。すごく不安だが、もう少し見ないと分からない。

 

第一話『灰かぶりの少女』

第一話『灰かぶりの少女』

 

 

さらざんまい

幾原邦彦監督作品。良くも悪くもこの一言ですべてを表している(たぶん)。勢いがある。尻子玉を抜く描写がエゲツない。腐女子はこの描写を喜ぶのだろうか。尻子玉を抜く描写に耐えられれば、たぶん、この作品を楽しめるであろう。まあ、ピングドラムはともかく、ユリ熊嵐は傑作だったからね。

 

#1 つながりたいけど、偽りたい
 

 

RobiHachi

さらざんまいを抑えて、俺の今期イチオシ作品。弥次喜多の宇宙版。コミカルでテンポが良い。実をいうと俺は「スペース☆ダンディ」は楽しめなかったのだが、これは面白いと思う。バカバカしくてよい。ああ、でもおっさん向けかも知れない。

 

 

RobiHachi 1[Blu-ray]

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アニメ感想:人類は衰退しました

春アニメも始まっているこの時期に、「人類は衰退しました」のたぶん3週目くらいを見終わりました。やはりこれはよいアニメである。知性が感じられる。

実を言うと、小説も読んだのだが、アニメには原作とはまた別のアニメの良さがある。原作は原作でいい作品ですよ。原作は完結しているし、そのうち三分の二くらいアニメ化されているので、2期はないだろうという点がつらい。

 

 

 

 

2019春アニメ1話感想

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

昔のエロゲ原作アニメ。俺はプレイしてないけど、なんか伝説のエロゲというやつかも知れない。主人公がエロいのはともかく、「あの日か」とかいう発言は、現代の感覚からするとかなりゲスな感じがする。

『You Know?』

『You Know?』

 

 

川柳少女

話せないわけではないが、五七五で筆談する少女。不思議なことに悪くない。ちゃんと五七五だからかな。文字の切れ方がいい加減だったりすると評価が下がりそうだ。まあ、俺はハイク流浪民だからね。

五七五系女子

五七五系女子

 

 

みだらな青ちゃんは勉強ができない

このタイトルではとても視聴できないと思ったが、短めだったので1話だけ見てみたけど、やはり辛いものがある。シモネタしゃべりアニメといったところ。子供の好きなシモネタ。

 

ぼくたちは勉強ができない

今期は勉強できないやつが多い。って2つだけか。天才とは努力する才能があるものであるということではなくて、なんか天才分野と苦手分野のギャップが激しい女の子に万能秀才タイプがいろいろ教えるという話。

うーん、俺の知る限りでは天才肌の人間は自分の必要とする分野については着実に成績を上げられるようだが。関心のない分野の成績がひどい人はいるけど。

 

 

女子かう生

牛女かと思ったけど、どうも違うようだ。セリフ無しのエロいアニメ。セリフがないのは1話だけかも知れない。モリタイシの「今日のあすかショー」を思い出した。

 

女子かう生(1) (アクションコミックス)

女子かう生(1) (アクションコミックス)

 

 

 

ノブナガ先生の幼な妻

ひとりノブナガを見つけたらあたりに10匹はいるというノブナガもの。1話を見た印象では織田信長とは関係ないようだ。光り輝くマネキンアニメか。これもエロ主体のもよう。

 

 

なんでここに先生が!?

押しも押されもしないエロアニメであり、シモネタアニメでもある。今期エロが多いような気がする。異能バトルとかの組み合わせでなく日常学園+エロというのが今の流行りなのか。

 

 

八十亀ちゃんかんさつにっきdアニメストアスペシャルVer.

dアニメ版だけなのかも知れないが、途中で実写になったので即切った。見た部分で言えば名古屋ネタをしゃべるだけのアニメ。

 

八十亀ちゃんかんさつにっき: 1 (REXコミックス)

八十亀ちゃんかんさつにっき: 1 (REXコミックス)

 

 

鬼滅の刃

今期かなり評判の高い作品。困ったことに俺の好みの設定じゃないんだよなぁ。でも出来が良いことは確かである。ゾンビ+吸血鬼+がんばる少年みたいな話。

 

異世界かるてっと

思いついた時点でカチという企画。

 

 

2019冬アニメ感想その2

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜

そもそも俺好みのジャンルではないというのが問題である。ナレーションが強い!しかし、このナレーションは必要だと思う。笑わせるために。ツンデレの新パターンみたいなところは評価できる。

 

 

 BanG Dream! 2nd Season

音楽がいい。ゲームの影響が大きいのかな。主役のポッピンパーティだけでなく、いろいろなバンドを毎回紹介する形でありつつ、ポッピンパーティ主催ライブに向けて話が進んでいく。1話と12話の音楽が特にいいような気がする。逆にストーリーは、既に書いたように枠が決まっているので意外性がないというかおとなしいと思う。意外な展開もあったけれど。

おれはバンドの中では「ハロー、ハッピーワールド!」が好きだ。なんというハジケた人たちだろうか。こういうのが好きなんだよ。ミッシェルがいい。

 

ハピネスっ!ハピィーマジカルっ♪

ハピネスっ!ハピィーマジカルっ♪

 

 CGの瞳がちょっと怖い。

荒野のコトブキ飛行隊

期待しすぎた。2019冬アニメの中ではかなりいいのだが、まあ他がアレだから。俺は人の顔が判別できないのだが、それはパターン認識に問題があるからだろう、つまり飛行機が判別できないというこのアニメを見る上での重大な欠点があるのである。

キャラも、もうひとつ突っ込んだ描写が欲しかった気もする。CG自体はそんなに悪くないと思うんだけど、視聴者の俺がまだ慣れていないのか、どうもCGの動きと演技がしっくりあってないような印象を受けた。これは今後CGが増えていけば慣れるような気もする。

 

 

 

映画感想:キングスマン

これはひどい残虐映画。

私がまだ若かった頃「地獄の黙示録」という映画があって、独裁者がクラシック音楽ワルキューレの騎行を大音量でかけながら虐殺を楽しむシーンがあるのだが、この映画の視聴者はそのシーンの独裁者の気分を存分に味わうことが出来るだろう。いや、実は地獄の黙示録見てないけど。

設定としては、007とサンダーバードを混ぜたようなところがあり、いろいろパロディというかオマージュというかそういうものが散りばめられているのだが、やはり残虐シーンの印象が強すぎる。残虐に見せるシーンも残虐で嫌だが、ギャグっぽく見せるのも、そういう扱いでいいのかと反感を覚える。

 

キングスマン(吹替版)

キングスマン(吹替版)