dアニメストアでの配信終了前に慌てて見ているレインボー戦隊ロビン。
パルタ星編が26話までで、27話からは1話ずつ違うストーリー。
リリの復元光線はロボットだけでなく人間の傷も治せるのだが、謎の爆発事件の現場にあった遺留品を復元して元の形に戻したり(17話)、破って捨てられた招待状を復元したり(18話)と(ドラえもん的というかのび太的というか)応用もしている。
19話ではパルタ軍が南極の氷を融かして都市を水没させようとするのがちょっと現代的。22話ではレインボー戦隊を上回る敵のロボットが登場する。見た目もそこそこカッコいい。
26話もなんかあと3ヶ月でパルタ星が(理由は分からないが)爆発するはずだったが、パルタ星に向かっている遊星(遊星というのは惑星のことなので彗星か小惑星の間違いだと思うが)が発見されてその日のうちに衝突することになる。
パルタ皇帝は皇帝専用の脱出ロケットを作っていた(これまで地球に攻めて来ていた円盤じゃダメなのか)。一方、25話でパルタ軍の女性兵士ベラが部下をパルタ皇帝に殺されて反皇帝勢力になっていたのだが、ベラはロビンの父親のポルト博士から設計図をもらって全パルタ星人が脱出できるロケットを作っていた。移住先は地球ではなく、13話で登場していたグリース星。悪いのはパルタ皇帝とその軍ということで、住民は助かるというエンディング。
いろいろ記憶と違うような気がするが、移住先が地球ではないことは覚えていた。なんかパルタ星編の最後でもミラクルノヴァを使ったような気がしていたが使わなかった。その代わりに少し前の24話で寿命の縮む燃料ウルトラウランを使っていた。そりゃ寿命が縮む。しかしここでそれが登場した意味はよく分からない。
死んだと思った両親が生きていたというところは、一応伏線はあるけどやや唐突。なんで隠していて突然出現したのかわからなん。
そして27話がまた問題作。「狂った時間」というのだが、この話でタイムマシンを作るマッドサイエンティストがちょっとマッド過ぎる。というか今なら放送できない用語がまずい使われ方をしている。内容もかなり出鱈目である。
しかし、27話からのED曲が「すてきなリリ」でこれはよく覚えている。一方ここからのOP曲「進めロビン」はほとんど覚えていないのであった。どういうことだろう。そして27話からのOPアニメでリリがドレスを脱いでタイツ姿になるシーンは、このアニメには珍しく力の入った作画である。28話の「リリにおまかせ」から取られたシーンだけど。
ここまでの印象だと、やはりリリがよいキャラである。古き良きウーマンリブの女性。ロビンはちょっといい子すぎるというか、優等生的なセリフがややわざとらしい気がする。