パルタ星編の折り返し付近。サブタイトルは「マンモス空母の危機」。ロビンが必殺技のミラクル・ノヴァを使う回。もっと早い回で使われていたかと思ったがそうでもなかった。
作中で世界連邦設立50周年だった。これまで作中の年代は特定されていなかったけど、だいたい放送時と同じくらいかと思っていたが、結構未来だな。いつ世界連邦が設立されたのか分からんけど。
この作品、あまり日本が登場しないが、この話も主な舞台はマンモス空母の上で、乗組員も日本人らしくない。ポパイに出てきそうな整備員のコンビ、それからジェット戦闘機のエースパイロットのタイガー。
タイガーがロビンに対して挑発的。スピード勝負や低空飛行勝負をするが、ロビンはわざと負ける。それからパルタ軍が攻撃して来て空母のジェット機が出撃するも、ほぼ全滅。エースパイロットだけ帰還する。被弾したジェット機の修理をパイロットが命じるが、整備員はお手上げ。それをリリが修理する(復元光線を使わずに修理)。ベンケイの予備エンジンを流用したのでパワーアップしている。修理後の試験飛行もリリが操縦して行なう。リリの有能さが目立つ。
パルタ軍は空母の行く先に大量の機雷を設置(太平洋のど真ん中なのに)。ロビンたちが機雷除去に向かう(ペガサス含めて水中でも活動可能)が、機雷を爆発しても次々と出て来て除去できない。空母は機雷原に突っ込みそうになるが、スクリュー逆回転とベンケイの力で直前で停止する。
パルタ星の潜水艦が浮上して攻撃してくる。空母はミサイルで潜水艦を攻撃するが、ビッグアイ(2話で出てきた)の破壊光線で撃破されてしまう。
「こうなったら原子爆弾を使う」という艦長。それに対して「どんな敵に対しても原子爆弾を使ってはなりません」というロビン。
という訳で、原子爆弾を使わせないために、必殺技ミラクル・ノヴァを使うという流れであった。敵が強いからというよりも原爆を使わせたくないからという理由が大きい。ミラクル・ノヴァは第8話で名前だけ出ていた。行方不明のロビンの探索にミラクル・ノヴァ回路の電波をベルが探す。この時はミラクル・ノヴァが何か説明されなかったが。
ミラクル・ノヴァを使うとロビンの寿命が3年縮んでしまうのだ。寿命が縮むというのがよく分からないのだが、とにかく大変なことなのだ。
というわけで、ミラクル・ノヴァは絶体絶命のピンチで使われた訳ではないのであった。ピンチはピンチだけど。