ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

漫画感想:映像研には手を出すな!7-8巻

年を取ると時間が加速するので、気がつくと漫画の続刊が出ているという幸福な状態になる。

映像研は女子高生ばかり登場するが、登場する女子高生が揃いも揃って可愛くないという長所がある。声優の人(桜田セキ)も最初は男かと思ったかわゆくない女である(中学生だった)。

本人としては声優というより小説家志望のようだが、眼高手低というか、批評眼は鋭いがそううまく書けるわけではないようだ。いや、小説はアニメや漫画よりも大量に作品を読めるので、どうしても批評眼が高くなってしまうのだろう。もっとも桜田セキの場合は、それをうまく言葉にして指摘できるし、浅草氏がその指摘をうまく取り入れられるので、見事に機能してしまう。

そして、可愛くなさではNo.1の金森氏が雑誌モデルをすることになる話。そもそも俺はそういう雑誌とは縁がないので、モデル不足というのは本当かどうか実感が湧かないが、金森氏のモデルはいい感じになっている。そこから金森氏の面目躍如というか、これこそ金森氏という活躍ぶり(話の本筋とは関係ないけど)。金森氏には手を出すな!

 

本筋の方は、ライバルの作品を見た(いいのか?)ことで、一気にレベルアップし、話のスケールも大きくなってきた。浅草氏の成長も著しい。