ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:人種主義の歴史

図書館で予約していたのがようやく順番が回ってきて借りられた。たしか、どこかのブログにこの本のことが書かれていたので予約したのだが、順番が回ってくる間にどこのブログだったか忘れてしまった。忘却力が高いので。

新書で250ページくらいで、人種主義の歴史についてよくまとまっている本だと思う。「人種主義」というからと言って、「人種」というものが存在することを認めている訳ではない。「人種」という言葉に基づく差別やその逆の優越意識について、その歴史的な経緯を追いながら、批判的に書かれている本である。

俺にとってはイスラエルの加害性と反イスラムが抜けているような気がするが、それは人種とは違うとも言えるし、それだけで1冊の本になる内容なので、抜けていても仕方あるまい。