はてブで人気だったので、読んでみた。
旅行エッセイとして面白い。ブコメでもいいけど、量として本を読んだ感が強かったので、ブログの読書感想に書くことにした。
「自己肯定感」関係ないと思ったが、関係ないわけでもない。タイトルとして旅行記よりも注目を集めるので優れているのではないか。なんか以前の連載物みたいなので、今になって注目を集めたとも言えるが。
お祖母様よりも、著者のバイタリティが凄いと思う。書いてない点も含めて昼間の消耗が半端じゃないと思うのに、バッドガールまでやるなんてとんでもないバイタリティである。作中およびブコメによると、医者と兼業で作家もしていたようであり、やはり凄いバイタリティの持ち主である。
基本的にはいい話である。だが著者の能力を考えると、うまくいい話としてまとめたという印象もある。ウソが入っているとは思わないが、構成のうまさがいい話感を高めている。
まあ、我々が自己肯定感を高める上では、参考にならないだろう。エッセイとして面白ければ、それでよし。