ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:大正二十九年の乙女たち

図書館で借りた本。

ロシアの怪物アルマスティに関する事件と逢坂女子美術専門学校の寄宿舎に住む四人の女性の話。

よく分からない。

大正二十九年という架空の世界にしたのは、どうも女子徴兵制というものを導入したかったからではないかと思われる。

残虐な物語が展開されつつもさわやかに終ったように思えるが、最終的には全員死んだと暗示されているようにも思えるし、単に兵役についたというだけで死んだわけではないのかも知れない。