ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

アニメ感想:マクロスΔ

2周めを見終わった。

本放送以後見てなかったんだな。

まず、この世界はプロトカルチャーの後継たちがいろいろな惑星に居て、人類がその後継たちと接触した後の話ということになる。SFファン的には、ル・グィンハイニッシュ・ユニバースを連想する。

そして、三角関係はミラージュがいい人で、さわやかな印象が強い。フロンティアの三角関係が結構どろどろという印象だったので、これはいい。ミラージュはほんとにいい人だ。最終話の愛の告白も、フレイアを押すための告白というのがいい人過ぎる。

歌姫がワルキューレというグループで、これも戦術音楽ユニットとしては成功していると思う。マクロス7サウンドフォースがなんか感じ悪い(熱気バサラは戦いたくないのに戦いに巻き込まれているので)のに対して、ワルキューレはバール化を止めるために歌うのがよい。映像的にも、ワルキューレの降下シーンで増幅装置を飛ばしたり、スカートから噴射したりするのがとても格好いい。(百合カップルもいい)

なのだが、敵も人類系(プロトカルチャー後継)なので、敵側の事情とか内部の陰謀とかいろいろと面倒くさい。あと、ハヤテの親父の冤罪とかも面倒くさい。美雲の話とかも面倒くさいというか。それはそれでいいんだけど、テレビシリーズとして見るとなんかもうひとつ快感が少ない気がする。まあ、これだけちゃんとSFをするアニメは他にないから。(ガンダムは観ていない。ガンダムこそ政治とかいろいろ面倒くさいから)

なので、どうしても印象としては1話が最高なんだよなぁ。フレイアもまだ恋を知らないってあたりが俺は好き。

 

なお、声優アイドルユニットには興味ないです。だって、空を飛ばないんですもの。