ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

第二回文学フリマ広島

昨日行ってきた。買った本など。

著者:歩ー歩

文庫サイズ+A4四つ折りサイズペーパー
作品:わすれもの探偵とおかねすき助手のじけんぼ
「週に一度の殺人事件:ありません」
「お前が犯人だ!:言いません」
「犯人を追う:警察の仕事です」
というところがいいかと思って買ったのである。
二本の鉄塔の影が交わるというのが理解できなかった。三体世界かも知れぬ。しかしなんと、製本された本では終わってない。なんでも、印刷屋に頁数指定で予約したが、予定枚数に収まらなかったので続きは四つ折りペーパーになったというもの。いやぁ、いいものに出会えた。なかなかないよ。終わらなくて続いちゃうことはよくあると思うけど、その先をちゃんと終わらせて四つ折りサイズのペーパーにするのはエライ。
話はほのぼのストーリー。

広島大学文芸サークル すくりぃべんてぇす

A4四つ折りペーパー
月刊 缶じうす Vol.27 No.5 通巻242号
企画号 みるくせーき
主人公の設定を割とでたらめに決めて、その設定で何人かが短編を書くという企画。
主人公の設定を決めるのは楽しいが、その設定で作品を書くのはそうでもないという雰囲気が伝わってくる。身長121cmは無理があるので、それをうまく作品に取り込むのは難しいだろう。
短編は3つだがケンタウロスの「平城山片葉の幸せな結婚」がよかったかなぁ。まあSFだからか。

すくりぃべんてぇすの本 45号
なんか変な改行があると思ったら、ルビがあるときだけ行間が広くなるのか。
死神、人を知る:タイトルから連想されるようなある意味ありがちな作品。死神は日本の神様らしい。なんとかの命とかじゃないのか。妖怪とかもいる世界。
forget-me-not:短くて印象がない。
すばらしい新生活:長いので読み終わってない。

サークル:時間依存系浄化装置

著者:阿佐翠
A4四つ折りサイズ ホチキス中綴じ
作品:油を捨てたい
油を捨てたい気持ちは分かるのでこれを選んだ。
独り言系作品。主人公が独り言を言いながら、あるいは一人称で語りながらあちこちうろうろしたりする話。吾妻ひでおの作品から「てんぷら油万能」という言葉を主人公に贈りたい。

サークル:雨の庭

フリーペーパー Vol.5
著者:深海いわし
作品:人類に炎を取り戻してくれたペンギンのお話
ギャグ調神話かな。実際には、ペンギンの首は長いらしいよ。ペーパーと書いてあるけどペーパーじゃなくて製本されている。

サークル:へにゃらぽっちぽー

作品:ぽぽぽぽ
短編集:ストーリーらしいものはないと思ったが、「ごしごし」には少しストーリーらしいものがあり、オチらしいものがあるので困る。なんというか、ナンセンス系の漫画を文字にしたような作品。

著者:堀博美

カエンタケ
カエンタケの紹介本:写真系

小説家になろう運営

小説家になろう短編集
まだ途中

著者:ときわただゆう

A4一枚を四つ折りに閉じて封をしたもの
作品:カフェオレクレージー
ほんわかおしゃれ恋愛みたいな雰囲気のワンシーン。

サークル:BAMBOO STORAGE

著者:たけぞう
闇は静かな星の揺籃
状況が後から説明されるのはわざとやっているのかな。
テーマ自体は悪くないと思うけど、一人称という人称の難しさを感じさせる作品。
まさかのマクロスF