ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:三体 II 黒暗森林 下

三体 II 暗黒森林は基本的には壁面計画と羅輯(ルオ・ジー)の話。壁面計画がスパイ対策として本心を隠して計画を進めるということなので、そのへんに本心は何かというミステリー的な面白さが現れるし、実際にミステリーで探偵が真相を暴くように、壁面者の真の計画が次々と明らかにされる。

あとは宇宙艦隊とか冷凍睡眠後の世界とかあるけど、宇宙艦隊と壁面計画に大量の予算を注ぎ込んでいるので、税金高いだろうなと思ったり。

暗黒森林はフェルミパラドックス関連である。しかし、俺はフェルミパラドックスが全然パラドックスに思えないので困る。

ja.wikipedia.orgどこに矛盾なりパラドックスがあるのか全くわからない。地球外知的生命体はたくさん存在する。人類と地球外知的生命体との接触はない。どこもおかしくない。どこがおかしいのか。俺の頭がおかしいのか。