ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:泥棒は深夜に徘徊する

もともとパズルミステリーではないのだけれど、今回は何が起こっているのかさっぱり分からないということに。事件の途中でも、また、最後にバーニイが推理を述べた後でも。偶然要素が多すぎる。そして最後に犯人が確定するところもミステリーとしては悪手だろう。
会話はオシャレだけど、それがデートレイプやレイプドラッグに関する話では、単にオシャレとも言っていられない。
バーニイが狭いところから侵入しようとしてハマってしまったりとか、映像的には面白いところがある気もする。美人が何人も登場するというだけでも映像としては見られるものだろう。
まあ、バーニイの盗癖というか、常習犯罪者というか、泥棒をしないではいられないという性格だか心理だかについてはよくわかった。