ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:うちの執事が言うことには

執事分99%のラノベ。たぶん、BL的な関係性ものとして読むべき作品だろう。表紙には描かれていない老執事が執事王で、若い執事と若い主人はどちらも老執事ラブ。そこから始まる若い主従のすれ違いラブラブストーリー。執事と主人のBLというだけで悶え死ぬというような人向けの作品だろう。

まあ、メイドに萌えたり、執事に萌えたりするのは、メイドや執事を知らない人たちなので、当然お金持ちではない。しかし、メイドや執事がいる世界はお金持ちとか上流階級なので、知らない世界が描かれることになる。

ワインセラーというのは未開封のワインを保存するところであり、一介の料理人が勝手にワインセラーのワインを開封出来るものでもないだろう。ワインの量の管理うんぬんもおかしいと思う。

上流階級と関係なく、9歳の車椅子に乗った女の子を若い男が1人で遊園地に連れて行くのは、トイレが無理なのであり得ないと思う。

ミステリ分1%(切り上げ)であった。