ネギ式

適当に生きるおっさんのブログ

読書感想:ポール・スローンのウミガメのスープ

一本釣りしようとしてちょっと失敗。

ウミガメのスープ」をネタに一本釣りをしようとした。で、市立図書館で「ウミガメのスープ」を検索したら狙いの本もあったが、同時に「ポール・スローンウミガメのスープ」も引っかかったので、両方読んで比較してやれということで二つとも予約したのだが、本命の本が貸出中で借りられなかった。借りた方は、市内の他館にあったのを予約していつも行くところで受け取ったわけだ。

ポール・スローンのウミガメのスープ

ポール・スローンのウミガメのスープ

 

 推理ゲームなんだけど、まあ、あれよ、俺様レベルになると問題見ただけでヒント見なくても答えが分かるし。いや、答えと違うこともあるけど、その場合は問題とヒントからだと俺の答えも正解になるから。

実を言うと、この手の推理ゲームというのは、問題に対してどんな質問をするかという点が最も知性を要求される点でもあり、面白いところでもあるのだが、本になるとその面白みが出ないのである。

かといってネットだとその時間にいないと質問できないし、これはAIが出題して質問に答える形のゲームにしないとすべての人が時間に関係なく存分に楽しめるようにはならんなぁ。さもなくばテーブルトークのように遊ぶか。

あと、各問題の登場人物、気軽に自殺しすぎだ。いくらアメリカが銃大国で気軽に自殺できるといっても。

 

推理クイズ道場 ウミガメのスープ (電脳番外地)

推理クイズ道場 ウミガメのスープ (電脳番外地)

 

さて、こっちの本はそのへんをどううまく扱っているだろうか。電子書籍にして質問を選べるようにしたら少しは面白みが再現できるかも。

こんなん一瞬で読めると思うので、大人気で予約が集中しているのでなければ、貸出中のまま紛失してる可能性もある。

あれっ、表紙を比べると男の年齢が随分違うが、こっちの年寄り版の方がもっともらしいな。